2007年 07月 16日
カラスウリ,それともキカラスウリ
d0006690_6173391.jpgカラスウリ(烏瓜)  ウリ科 カラスウリ属

秋に朱色に染まる果実は子供の頃に見たような気がしますが,名前だけの記憶かも知れません。

実物の花を見るのは初めてです。きょうの昼前に,スーパーに買い物に行く途中の路傍のフェンスに絡んでいました。

私の図鑑では,「夕暮れ時に繊細で華麗な花を広げ。朝方には萎んでしまう。蚊に刺されながらも一度はみたい花である」とありました。

何度も通る道なのに,きょうまで気付かなかったのは,その時間が昼間であってすでに萎んでいたからかも知れません。

d0006690_6175021.jpg昼前に見たものは,図鑑の写真とちがってヒゲのすくなく,花の周囲も黄ばんでいました。それでも見ることができたのは台風の余波で,空一面が雲に覆われていたから,萎みきらなかったからでしょうか。

「蚊に刺される」覚悟(?)で日没後にもう1度行ってみました。咲いていました。吹き出したかのようなヒゲはりっぱなものです。大きさは4センチくらいです。

果実はまだ青いうちは,白い筋があり,スイカのようだそうです。やがて,朱色に熟し,その種子は「打ち出の小槌」に似て,財布に入れておくとお金が貯まると言われているそうです。

ところで,これとそっくりな花に,黄色い果実を付けるキカラスウリという植物があります。ネットの図鑑で調べてみましたが,区別が付きません。

キカラスウリの根から採取されるでんぷんは「天瓜粉・天花粉(てんかふん)」と呼ばれ,あせもなどの薬や白粉(おしろい)として利用されてきたということです。

いまではシッカロールという名前が一般的ですが,「天花粉」は子供の頃になじんだ名前です。この花が,キカラスウリでもいいかなと思っています。

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by gakis-room | 2007-07-16 06:22 | 花の手帳 | Trackback | Comments(4)
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Commented by saheizi-inokori at 2007-07-16 09:33
テンカフン、懐かしいですね。歌舞伎役者のように首にパタパタはたきつけていた女の子を思い出す。あれがカラス売りと関係があったとは驚きです。
Commented by maron415 at 2007-07-16 10:37
これ、私も悩みました。わりあい長く咲いているのがキカラスウリらしいです。花を見たらキカラスウリ?と思うのですが、実の季節にならないとわかりませんね(笑)
私の家の裏にあるのは、午前中まだ咲いていたからキカラウスかな?と思うのですが、いまいち不確かなままです。
参考までに
http://www.kobe-c.ed.jp/shimin/shiraiwa/karasu/karasu0.html
Commented by gakis-room at 2007-07-16 12:35
saheiziさん,天花粉は風呂上がりにも使いました。蚊帳とともに夏の思い出です。
Commented by gakis-room at 2007-07-16 12:36
maron415さん,ありがとうございます。キカラスウリのようです。花弁の先の違いを決め手にしました。


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