2007年 07月 14日
「300」,映画の題名です
d0006690_1395459.jpg昨日,映画を見に行きました。映画館に見に行ったのは,一昨年の12月末の韓国映画「酔画仙」を見て以来のことですから,ずいぶんと久しぶりの映画です。それが「300」です。

「300」とは,レオニダス王に率いられた300人のスパルタ兵のことです。以下は「ぴあ」の説明です。

わずか300人のスパルタ兵が,100万のペルシア軍にたちむかった「テルモピュライの戦い」を映画化。フランク・ミラーのビジュアルノベルが原作で,ミラー独特の野蛮だが美しいビジュアルをCGで再現する。

「テルモピュライの戦い」(紀元前380年)はペルシアによる3回のギリシア遠征(ペルシア戦争)のうち第3回遠征の時の代表的なな戦闘のひとつです。第2回目はマラソンの発祥で知られる「マラトンの戦い」(紀元前490年)が有名です。

d0006690_1310725.jpgレオニダス王率いる300のスパルタ兵は,数万(100万は大袈裟?)ペルシア軍と対峙し,侵入をよく防ぎますが,味方の裏切りにより,全員戦死します。

後日,「旅人よ,ラケダイモン(スパルタのこと)行きて告げよ,我ら,御身の命によりここに死にきと」と歌われ,スパルタ兵の知恵と勇気の象徴となった戦いです。

私はフランク・ミラーを知っているわけでもなく,また,史実の再現を期待したわけでもありません。ただ,私が描いていた「ギリシアの重装歩兵による集団戦法」のイメージをはっきりさせたかっただけのことでした。

映画は,単なる娯楽映画で,時代考証もかなりいい加減のような気がしました。また,自由な創作部分も多くあるように思われました。それでもギリシア時代の戦闘をイメージできる手助けにはなりましたから,それだけで満足して帰ってきました。(写真の上は,古代ギリシアの壷絵,下は映画の一場面)
[PR]

by gakis-room | 2007-07-14 13:11 | つれづれに | Comments(2)
Commented by 高麗山 at 2007-07-14 23:00 x
マタマタ、御珍しいことで!
以前に、予告編で観ましたが凄まじいスペクタクルでした。   史学的考証が薄ければ、何に目標を置いて観られたのですか?
Commented by gakis-room at 2007-07-15 09:30
高麗山さん,「ぴあ」の紹介記事から,何となく史実の再現ではないように思いました。実際に,ペルシア軍についてはグロテスクな感じさえしました。私が知りたかったのは「重装歩兵の集団(密集)戦法」でした。かなり脚色されてはいたのでしょうが,何となくイメージがつかめました。特に盾の使い方と役割です。密集時に左の味方の防御もかねるといことを初めて知りました。まあ,アテネよりもスパルタへの理由のないシンパシーが私を映画館に運ばせたのかもしれません。


<< きょう,セミの鳴き声を聞きまし...      バカげたパフォーマンスにバカげた論評 >>