2007年 07月 06日
花よりも葉が目立ちます・ハンゲショウ
d0006690_12331728.jpg7月2日は半夏生でした。

【半夏生(はんげしょう)】
半夏生は24節気を細分した72候の1つ。暦の上での半夏生は,梅雨の後期に入る一つの目安と考えられ,田植えの終了を示す日。

名前の由来は「半夏(はんげ)」,別名カラスビシャク(烏柄杓)という植物が生え出す頃とのこと。

遅くとも半夏生の日までには田植えを終え,それ以降には田植えは行わなかったといいます。天候が不順で気温が上がらず、田植えの時期がずれ込んだとしても、何とかこの日までに田植えが終えられるならば,「半夏半作」といって例年の半分の収穫は上げられるといったそうです。

もっとも,明治以前の稲は現在のものより晩稲種だったみたいですから,現在の田植えよりかなり遅れています。

d0006690_1233367.jpg私が「半夏生」の名前を知ったのは昨年のことでした。スーパーの鮮魚売り場で,「きょうは半夏生。この日はタコが大地をしっかり掴むのあやかってタコを食べます」とテープが回っており,タコがどっさりありました。

関西地方では、田に植えた稲の苗がたこの足のように大地にしっかりと豊作になるようにとの願いから、たこを食べる習慣があるそうですが,私はこの時まで知りませんでした。奈良に住んで40年を過ぎるのに…。

半夏生という漢字はその時覚えました。

昨日,「例の田舎道」で見た花を調べていたら,「ハンゲショウ」とあり,それで「半夏生」を思い出しました。

【ハンゲショウ(半夏生)】 ドクダミ科 ハンゲショウ属
花序(小花のかたまり)は5センチくらいで目立ちませんが,上部の葉が白くなり,一際目立ちます。私もそれで目にとめました。花よりも葉が目立つなんて不思議な花です。
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by gakis-room | 2007-07-06 12:35 | 花の手帳 | Trackback | Comments(4)
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Commented by 高麗山 at 2007-07-06 19:21 x
私の生家に『明石家さんま』と同級生がいました。その同級生は、関西人ではなく、『さんま』のことを、何時も、“半夏生”と呼んでいました。私も、訳が分からずに聞いていたのですが、ある日、兄に“半夏生”の由来を説明されて大笑いしたことを昨日のことのように思い出しました。
もう、お分かりですね!お笑い人に免じて、許して下さい。
Commented by saheizi-inokori at 2007-07-06 23:00
この植物の語源には半分化粧した姿、という説もあるようです。
こんな記事を見つけました。
http://w2222.nsk.ne.jp/~mizuaoi/57hangesyou.htm
團さんのエッセイが懐かしいです。
Commented by gakis-room at 2007-07-07 06:31
高麗山さん,半夏生を知らなかったのは私だけ。まあ,いいか,今は知っているから。善し悪しは別にして,ニックネームにセンスを感じました。
Commented by gakis-room at 2007-07-07 06:37
saheiziさん,ハンゲショウに半化粧を当てる事もあることを昨日知りました。エッセイ,おもしろく読みました。
実は当初は「ハンゲショウとドクダミ」として,苞のことを書くつもりでした。「ドクダミの花の色は白ではない」という内容でした。


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