2007年 06月 21日
より愚かな決定・日韓友好碑の説明碑削除問題
5月13日に書いた鳥取県琴浦町の日韓友好碑の説明碑から「東海(トンヘ)」を削除した問題の続報です。

この問題で,削除後,琴浦町は,当初,日本語文で「日本海」,ハングル文で「東海」とする案を発表しましたが,その後,議会が「日本海」も「東海」も使わない案に再修正していました。

18日,琴浦町は町議会全員協議会に「日本文のみに『日本海』を明記する」再々修正案碑文を提出し,全員競技会はこれを了承しました。

再々修正された碑文案は,日本文の「嵐で遭難」を「日本海で遭難」とし,西暦から元号との併記に修正。ハングル文では「日本海」,「東海」とも表記を見送ることにしたということです。

日本海新聞によれば,町内では右翼団体による街宣活動も目立っていたとのことですが,山下一郎副町長は「町民に迷惑や不安がないよう,安全安心を第一に考えて文案を協議した」と説明し,再々修正では,外務省に問い合わせ,政府として「日本海」が国際的に確立した唯一の名称という回答を踏まえてのことによるようです。

友好碑の説明文から,「東海」を削除するという「愚かな措置」の修正として,私の感想は「より愚かな」決定をしたもんだというものです。愚かさは,「地方自治体としての日韓の友好」を熟慮した後の修正ではなく,決定を外務省見解に委ねたところにあります。

「友好」の相手,つまりは韓国江原道から来訪した韓国人に,日本語説明文と異なったハングル説明文を,琴浦町はどのように説明するのでしょうか。「外務省見解に従いました」とでもいうのでしょうか。私には地方自治体としての「友好断絶の説明文」にしか思われません。

この13日,私の住む奈良県は韓国忠清南道と文化交流協力に向けた意向書を交わしたそうです。この意向書は,文化研究機関や博物館,図書館など専門機関の学術交流と共同研究を進め,文化,観光,体育イベントの広報から参加まで支援するという内容を含むといいいます。交流の確かさを願うばかりです。
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by gakis-room | 2007-06-21 08:25 | つれづれに | Trackback | Comments(0)
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