2007年 03月 17日
ボケともっこう
d0006690_1120874.jpgボケの花です。「近くの公園」にも咲いています。原色ともいえる鮮やかな赤です。白もピンクもあるそうです。

「ボケ」という花の名前だけは以前から知っていましたが,実際に花を特定できるようになったのは今年になってからです。今年の2月に実家の庭に咲いているのを教わりました。ですから,これまで何度も見てきたはずです。

「ボケを知らないなんて嘘みたい」と笑われましたが,「赤い花が咲いている」という以上には見えていなかったということになります。見えていなかったものが見えるようになったことはうれしいことです。これもブログの効用です。


d0006690_11215450.jpgボケを漢字では「木瓜」と書くことを知ったのは先週です。「木瓜」はこれまで「もっこう」と読んできました。家紋の「もっこう」のことです。こちらは小学生の頃から知っていました。

曾我兄弟の仇討ち物語によります。富士のすそ野の巻狩りのおり,敵とねらう工藤祐経(くどうすけつね)の陣幕の目印が「庵木瓜」だったと記憶しています。

家紋の「木瓜」は,胡瓜の切り口を図案化したものといわれていますが,本来は「窠(か)」と呼ばれる鳥の巣を象ったものだそうです。

窠(か)とは地面に作られた鳥の巣のことで,樹上に作られたものを巣というとのことです。「木瓜」紋の由来は昨日知ったことです。
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by gakis-room | 2007-03-17 11:34 | 花の手帳 | Trackback | Comments(6)
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Commented by YUKI-arch at 2007-03-17 13:07 x
gakisさん、
簡略化した図案の美しさ、
本マモンの美しさ。
甲乙つけがたいのですが、
二度楽しめるわけですからよしとしましょうね。
Commented by gakis-room at 2007-03-17 19:03
それぞれの国にそれぞれの文化に基づいて美しい図案があります。日本の紋章もその1つですが,それにしても見事だといつも思っています。
Commented by Dora at 2007-03-17 20:57 x
福岡出身のためか、「『木瓜紋』といえば、櫛田神社(博多区)の神紋がそうだったな」、と思い出します。

櫛田神社の神事のひとつである「博多祇園山笠」に参加する者は、祭りの期間中、キュウリを食べてはいけないという、「胡瓜断ち」と呼ばれるしきたりがあります。このしきたりは「櫛田神社の神紋がキュウリの切り口に似ている」ため、神事の行われている期間にキュウリを食べるのは不浄だ、というだけの理由で行われているのですが、案外律儀に守られているようです。現に、博多区では学校給食からキュウリが姿を消します。

gakisさんの記事によれば「木瓜紋」は地面に作られた鳥の巣が由来だとのこと。「胡瓜断ち」の善し悪しは別にして、その「木瓜紋」をキュウリの切り口に似ていると捉えた先人の「誤った」考えが現在もなお受け継がれているのは面白いことだと思いました。

gakisさんの記事を読んで↑のように感じました。ひねくれてますね。初コメントにしてはちょっと長すぎました。すいません。
Commented by gakis-room at 2007-03-18 07:35
Doraさん,はじめまして。学校給食を含めて「キュウリ断ち」っていいですねえ。地域が生きているように思われます。私の知り合いの福岡出身者は,「福岡出身ではなく博多だ」と言っておりました。彼は,博多のことになると極端なナショナリスト(私はそれをローカリストと冷やかしますが)になります。その彼が言う,「祇園山笠」を1度は見てみたいと思っています。
Commented by saheizi-inokori at 2007-03-18 09:31
いかにもgakisさんらしい。普通はボケは知っていてもモッコウは知らないのかもしれません。ポケモンなら知ってるって子も多いかも。
Commented by gakis-room at 2007-03-18 15:03
きっと私が花を知らなすぎるのだろうと思います。あるいは,その昔,「チャンバラ」にのめり込みすぎたのかもしれません。


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