2006年 10月 25日
武部前幹事長に弄ばれるチルドレン
昨日の新聞によれば,自民党の武部前幹事長は,昨年の総選挙で当選した新人議員,いわゆる小泉チルドレン20人余を集めて,新グループ「新しい風」を立ち上げるそうです。彼はその理由を「いま派閥のメリットはあまりない。新しい時代の新しいグループ作りをやってみせたい。そうすれば既存の派閥への刺激になる」というのですが,山崎派常任顧問の弁としては白々しい限りです。

チルドレンについては「新しい自民党をベースアップする貴重な人材」だから,これを育成したいとも言っています。しかし,「新しい風」は「後援会づくりなど選挙対策」の手ほどきをするだけみたいですから,「古くさい」につきます。しかも,彼の本音のチルドレン評価は「放っておくと悪いことばかり覚える。猿と同じだ。きちんと調教しなければならない」(産経新聞)ということらしい。

私の感想は,「この人,チルドレンを弄んで保身をはかっている」というものです。彼は小泉内閣の「偉大なイエスマン」幹事長として,郵政解散では反対派を恫喝し,恫喝に屈しなかった者に対しては自民党から追い出しました。小泉退陣で武部批判派からの保身のために,チルドレンには「派閥に入るな」といいながら,自身は古巣の山崎派の常任顧問に逃げ込みました。

郵政選挙から1年を経て,大物反対派の復党が現実的になってくると,彼への復讐・いじめもいよいよ現実的になってきます。そこで,チルドレンを20余人集めて数で自身をガードしようとしている,というのが私の感想です。チルドレン20余人の名前は不明ですが,山崎派常任顧問という穴蔵から,顔と手だけを出して「猿」を操る構図でしょうか。

政治的自立を志向することもなく操られるチルドレンの芸は「美しい」ものの対極です。「政府の悪さは国民の悪さに比例する」(ヘーゲル)という言葉が繰り返し思い出されます。
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by gakis-room | 2006-10-25 05:51 | つれづれに | Trackback | Comments(0)
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