2006年 10月 19日
JR四国の路線図と伊予大洲
d0006690_23263766.jpg愛媛県の八幡浜に行って来ました。知人の葬儀に参列するためです。昨日の午後に発つつもりでしたが,きょうやるべき事を済ませるのにとまどい,結局,きようの早朝に発つことになりました。

日帰りという慌ただしさでしたが,それでも新幹線以外のJRは久し振りのことで,車窓の景色を楽しみました。

八幡浜近くの伊予大洲(いよおおず)駅で駅の表示板に黄色と青の円の中にそれぞれS18,U14とあるのに気が付きました。まさか,と思いましたが車内の路線図で確かめてみると四国のすべての駅に路線ごとの色分けと番号が振ってありました。

路線の色分けと駅固有の番号です。こうした駅の番号表示は福岡を除く地下鉄では採用されています。この2・3年前からのことだと思います。

多分,オリジナルはソウルの地下鉄だと思います。ソウルの地下鉄ではハングルが読めなくても,色と番号で行きたいところへ行くことができます。

松山駅で駅員に聞くと,外国人旅行者の便宜のためだそうです。英語版の四国の路線図をいただきました。毎年,どれだけの外国人観光客が四国を訪れるのかは私には不明ですが,JRの中で東日本,東海,西日本に比べて悪戦苦闘しているJR四国の1つの努力です。

ちなみに,伊予大洲は秀吉の時代には藤堂高虎の所領地でした。文禄の役で藤堂高虎軍の虜囚となった若き儒学者カン・ハンが留め置かれた地です。その後,カン・ハンは京都の伏見にうつされ,そこで禅僧であった藤原惺窩(ふじわらせいか)に朝鮮朱子学(儒学)を教えます。

かくして藤原惺窩は日本朱子学の祖となります。関ヶ原の戦いに勝利して権力を掌握した徳川家康は,1600年の秋,京都二条城で藤原惺窩と面談し,国家の規範として朱子学を採用することにしました。
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by gakis-room | 2006-10-19 23:28 | つれづれに | Comments(0)


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