2005年 05月 04日
ハナミズキとアメリカ大統領 その2
日本にハナミズキを送ったタフト大統領はアメリカの第27代大統領(1909−1913)です。私は彼については前大統領セオドール・ルーズベルトのもとで陸軍長官として,「桂・タフト協定」(日本の朝鮮支配とアメリカのフィリピン支配を相互に認めた)を結んだこと以外には何も知りませんでしたから,彼についても少し調べてみました。

以下,彼のエピソードです。
1.公式の大統領専用車を持った初の大統領。
2.プロ野球の始球式を行った初の大統領。
3.ゴルフを趣味とした初の大統領。
4.もっとも巨体の大統領,身長183cm,体重136〜150Kg
5.巨漢のタフトは入浴中,バスタブに体がはまりこんで抜け出せなくなり助けを呼ん  だ。この事がきっかけでホワイトハウスのバスタブは通常の物より大きいサイズに替え られた。
6.タフト大統領夫人はホワイトハウスの庭で牛を飼い,牛乳代を節約して新鮮な牛乳を飲んでいた。
7.夫人はファーストレディとして回顧録を出版した初の大統領夫人。
8.引退後タフトは最高裁判所長になった(彼は弁護士出身)。

彼の大統領就任と退任のいきさつは,以下の通りです。彼は日露戦争の停戦の仲介者となったセオドール・ルーズベルト大統領に指名されて共和党の大統領候補となり,27代大統領に当選しました。しかし,共和党は内部対立が次第に激しくなり,反タフト派は次期大統領選に進歩党を結成しなんと前大統領のルーズベルトを擁立しました。ルーズベルトが当選すれば,アメリカ史上初めて3期目を勤める大統領になったのですが,共和党は事実上分裂です。

漁夫の利を得たのが後に「ウィルソンの14カ条」で国際連盟を提唱した民主党のウィルソンでした。哀れ,現職大統領のタフトはルーズベルトにも敗れ,得票率24%の3位という惨敗でした。
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by gakis-room | 2005-05-04 22:18 | つれづれに | Comments(0)


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