2006年 10月 15日
10月4日の翌日が10月15日になりました・グレゴリウス暦の制定
424年前のきょう,1582年10月15日は「グレゴリウス暦」が制定された日です。

現在の暦はローマ時代の独裁官ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)が紀元前46年に定めたユリウス暦を基本としています。ユリウス暦では1年を365.25日としていましたから,1年について0.25日足りません。そこで,0.25×4=1つまり4年に1回閏年を設けて調整しました。

しかし,実際の「真の太陽年」は365.24219879日(約365.2422日)ですから,
  0.24219879日×4=0.96879516日
4年に1回,2月29日を加えても1日にほんのわずかですが足りません。つまり,ユリウス暦では4年について
  1−0.96879516=0.03120484日
だけ暦の方が進み過ぎしまうことになります。

このために1582年当時,10日のズレが生じていました。それで,当時のローマ教皇グレゴリウス13世は,1年を365.2422日として,進みすぎた暦から10日間を取り除くことを決め,1582年10月4日の翌日を10月15日としました。ローマ教皇グレゴリウス13世の決めた暦を「グレゴリウス暦」と言いますが,これによると

① 西暦年が4で割り切れる年は閏年とする。
②西暦年が4で割り切れる年のうち,100で割り切れる年は閏年としない。
③西暦年が4で割り切れ,100でも割り切れる年のうち,400で割り切れる年は閏年とする。
としています。

したがって,1600年は③により閏年,1700年,1800年,1900年は②により閏年ではありませんでした。そして,2000年は4でも100でも割り切れますが,400でも割り切れるので③により閏年でした。4で割り切れるのに閏年でない次の年は,西暦2100年です。

ところで,「真の太陽年」は1年=365.24219879日ですから,「グレゴリウス暦」の1年=36.2422日とはほんの少し違いますが,このために3000年に1日だけ誤差が生ずるのだそうです。しかし,この誤差も,94年後の西暦2100年も私には何の関係もないことはいうまでもありません。
[PR]

by gakis-room | 2006-10-15 13:40 | つれづれに | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://gakisroom.exblog.jp/tb/4008406
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by 高麗山 at 2006-10-16 10:08 x
宇宙は我々には大きすぎます。gakisroomで取り上げる”次”は最低何十年後、何百年後なのですから!  スラバヤより
Commented by gakis-room at 2006-10-16 11:16
梵我一如,「浅き夢みし,酔ひもせず」。時にはこんなことに憧れてみたくなります,この歳においてなお。


<< きょうは全国,どこも終日晴れです      池の畔の大きな柿の木 >>