2006年 09月 26日
小京都(しょうきょうと)と小江戸(こえど)
各地に小京都(しょうきょうと)と呼ばれる観光地がいくつかあります。山口県萩市とか岐阜県高山市などが代表でしょうか。きょうテレビを見ていたら,小京都と呼ばれる地域が集まる団体として「全国京都会議」という団体の紹介がありました。

「全国京都会議」は京都市を含む26市町により、1985年に結成され,1988年の第4回総会で加盟基準が以下のように定めらています。

「全国京都会議」への加盟基準
   1.京都に似た自然と景観
   2.京都との歴史的なつながり
   3.伝統的な産業と芸能があること

以上3つの要件の1つ以上に合致しておれば常任幹事会で加盟を承認されるのだそうです。加盟市町は晴れて「小京都」を名乗ることができます。現在の加盟市町は京都市を含めて50市町です。おもしろいと思ったのは,北海道,東京,大阪,奈良,沖縄に「小京都」を名乗るところがないことです。もっとも北海道松前郡松前町は以前は加盟していたみたいです。

これに対抗したのでしょうか,1996年に「小江戸(こえど)」サミットがもたれました。参加したのは栃木県栃木市,埼玉県川越市,千葉県佐原市の3市です。小江戸を名乗る市は他に滋賀県彦根市など7市あり,栃木市と岐阜県高山市は「小京都」と「小江戸」の両方を名乗っています。
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by gakis-room | 2006-09-26 19:34 | つれづれに | Trackback | Comments(13)
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Commented by 高麗山 at 2006-09-26 23:13 x
私の母親は、チャキチャキの江戸っ子で、「日比谷」を「しび谷」といって、憚らない人でした。性格も男性的。私の想像する”江戸、東京”のイメージに合致した人のように今でも思っています。男性職人町の”江戸”に比べ町屋を旧くから形成していた、”京都”は、女性的な雰囲気を持つ街のように感じます。最大の理由は、”江戸には、貸しふんどし屋”があったと言う、事実です。  京都にも、江戸にも”貸しお腰屋”があったのか?どうか?ということなのですが。主旨からは、ずれちゃいました!
Commented by saheizi-inokori at 2006-09-26 23:21
○○銀座が各地にあるのとはちょっとニュアンスが違いますね。
ただし、私などはこれらの地方都市はそれだけで充分に魅力的で、わざわざ京都の名前を借りてこなくてもいいのにと思うこともあります。
Commented by gakis-room at 2006-09-27 07:30
高麗山さん,京都は不思議な町だと思います。おしゃっる通りに「女性的」でもありますが,「京の茶漬け」に見られるようによそよそしいところもあります。でも,旅行者にはいいところだと思います。
Commented by gakis-room at 2006-09-27 07:37
saheiziさん,「小京都」を名乗る町にはいくつか行きましたが,いずれも京都の名前を借りなくてもいい町でした。昨日のテレビでは大分県の杵築市を取り上げていましたが,観光客は多くの場合,「大分県杵築市」では行ってみようとは思わないけれど,「豊後の小京都,杵築」であれば行ってみようと思うみたいです。「京都」はやはり偉大なブランドみたいです。
Commented by YUKI-arch at 2006-09-27 08:37 x
角館は、京都にあった佐竹藩がお国替えでつくった町並みですから、それらしい風情が残っています。もっとも、観光用にデフォルメされてはいますが。
なるほど、一度は訪れてみたい都市が並んでいますね。
Commented by Count_Basie_Band at 2006-09-27 09:18
飛騨高山はチョクチョク呑みに行きますが「小江戸」は?ですね。「小京都」も?。
「飛騨高山」でいいと思います。
かつてテレビ屋が「金沢」を「小京都」に入れていた時代がありましたが、誰がどう動いたのか、近年は外されているようです。
そりゃそうでしょう、「京料理」のoriginのほとんどは加賀料理なのですから...
Commented by saheizi-inokori at 2006-09-27 13:01
確かに京文化は世界の文化ではありますね〈というほど知っているわけではないのですが)。
杵築、角館〈地元ではカクダテという)、飛騨高山、津和野、犬山、、どれをとってもいい地名です。今の合併などのたびに歴史も何もない何とか中央市とか北や南をつければいいというような地名はひとつもない。
Commented by gakis-room at 2006-09-27 22:41
YUKI-archさん,訪れてみたい都市のオンパレードと私も感じました。
Commented by gakis-room at 2006-09-27 22:47
Count_Basie_Bandさん,私は「『京料理』のoriginのほとんどは加賀料理」であることを知りませんでした。「飛騨高山」は「飛騨高山」で十分にブランドだと思います。飛騨高山に限らず,「小京都」に寄りかかるのはちょっと安易過ぎるように思います。
Commented by gakis-room at 2006-09-27 22:56
saheiziさん,確かに安直であるだけでなく,知性も品位もないものが多すぎます。ところで京都市伏見区には「桃山町本多上野」とか,「桃山井伊掃部西町」というように秀吉時代の大名の名を残しているところがたくさんあります。
Commented by Count_Basie_Band at 2006-09-28 08:05
「『京料理』のoriginのほとんどは加賀料理」である理由は、先ず前田家に越中、能登、加賀を与えたのが「信長」であることから始まります。徳川幕政になってからは常に徳川政府に監視され続けた結果どんどん朝廷寄りになりました。
そして前田家の領内では新鮮な魚貝類がふんだんに獲れます。その上、加賀藩は貿易に力を入れました。北洋の産物を輸入しました。それらの品を、もちろん、徳川政府にも貢ぎましたが、朝廷のある京都には料理人まで送り込んで、加賀料理における生鮮海産物を塩乾物に置き換えた料理を開発させました。それが京料理なのです。
今でも京都の料理屋で修行した料理人は金沢の料理屋で修行の仕上げをしています。
なお、金沢が一時「小京都」にされた原因が少しわかってきました。金沢駅に西側数キロのところに金沢港があるのですが、その間に高速道路ができたため駅から海が見えなくなったのです。そこへやってきたエライ旅行のセンセイが偶々フェーン現象の猛暑に見舞われ、金沢は京都と同じ盆地だと思い込んでしまったようなのです。
Commented by Count_Basie_Band at 2006-09-28 08:07
杵築、角館〈地元ではカクダテという)、飛騨高山、津和野、犬山もそれぞれもっと自己主張し、京都との違いを強調すべきだと思います。「小京都」という呼び方は無礼ですし、京都に対しても無礼ではないでしょうか。
ちなみに私は「先斗町」の大ファンです。伏見の酒蔵回りにも行ってきました。それはそれです。
とにかく「小京都」という言葉は抹殺すべきだと思っています。
Commented by gakis-room at 2006-09-28 17:23
Count_Basie_Bandさん,京料理と加賀料理の由来がよく分かりました。そういうこと脱他のですね。それにしてもトンマなセンセイに振り回されるなんて。
小京都に限らず,日本の○○とか,アジアの○○とか何かになぞらえるやり方があります。あれも同じですね。杵築はどんなとこか知りませんが,やはり安易さに流されずに自己の主張をすべきですね。単におもしろがった私の不明を恥ずかしく思っています。


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