2006年 02月 05日
韓国紙に賞賛された野茂英雄投手
2月1日の朝鮮日報は,野茂英雄投手の野球へのチャレンジ精神,情熱,野球界への功績を賞賛しています。韓国紙が日本人の野球選手をこのように賞賛することはきわめて異例のことのように思われます。

周知のように,彼のアメリカ大リーグでの活躍は,その後のイチロー,松井秀喜ら多数の日本人選手の大リーグ入りの先陣と道筋をつけるものでした。彼は,日米通算200勝をあげた功労で,朝日新聞の「05年度 朝日スポー賞」を受賞しています。

以下は,少し長いですが,「野茂英雄,授賞式で熱弁」との見出しの朝鮮日報の記事の全文です。

「この賞をもらった方は当然感謝していますが,あげる方も賞をあげた責任というか,今後,その選手をフォローしながら,今後のスポーツを,その競技を考えていただければいいなと思っています」

受賞の際の感想としては不適切極まりない。感謝の意の表明はしたものの,表彰した責任を感じ,当該スポーツに対するサポートをさらに求めた発言だ。米日の野球界のエースとして君臨した野茂英雄(37)だから言えた一言だった。

野茂は先月30日,日本の朝日新聞が主催した「05年度 朝日スポーツ賞」の授賞式で米日のプロ野球で通算200勝を上げた功労で特別賞を受賞した。
「去年,あまり良い成績(5勝8敗,防御率7.24)を残せなかったのに,このような賞を頂いてありがとうございます」とあいさつしたものの,野球に対する懸念や情熱は最高の成績を残した選手にも劣らなかった。

野茂は現在所属先が決まっていない。昨年はタンパベイ・デビルレイズを解雇され,後半からニューヨーク・ヤンキースと契約したものの,マイナーリーグのトリプルエーにとどまり,メジャー昇格は果たせなかった。

しかし,野球発展に貢献する姿は以前と変わらなかった。野茂はすでに米独立リーグの球団を所有しているほか,日本社会人野球に「野茂クラブ」を設立するなど,才能を持った若い後輩たちが力を発揮できる条件を整えようと総力を傾けてきた。

昨年,プロ野球ドラフト会議では「野茂クラブ」所属の選手が設立3年で初めてプロ球団の指名を受けている。

「僕自身はまだ球団が決まらず,練習だけの日々」と話す野茂は同日も川崎市のジャイアンツ球場で自主トレを行った。「準備は出来ています。今年は良いパフォーマンスを皆さんに見せたいと思います」

失敗を恐れない野茂のチャレンジ精神と野球に対する情熱は,依然として変わっていない。

以上の朝鮮日報の記事との関わりは不明ですが,朝日新聞の2月3日の夕刊のコラム「窓 論説委員室から」では,朝鮮日報とほぼ同じ内容の野茂の発言と彼の功績をつづった後で,「(スポーツ選手の)日の当たらない陰の努力を追って選手に寄り添い,彼らを支える競技の環境に目をこらしながら一緒に走っていきたい
野茂さんの直球スピーチを自戒を込めて受け止めた」と結んでいます。
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by gakis-room | 2006-02-05 20:09 | つれづれに | Trackback(1) | Comments(0)
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