2006年 02月 03日
「船頭さん」,童謡雑感(続き)
「船頭さん」については2番の「雨の降る日も 岸から岸へ ぬれて船こぐ お爺さん」ここまでしか覚えていませんでした。この後はこのようになっていました。

雨の降る日も 岸から岸へ
ぬれて船こぐ お爺さん
今朝(けさ)もかわいい 仔馬(こうま)を二匹
向う牧場(まきば)へ 乗せてった
ソレ ギッチラギッチラ ギッチラコ

川はきらきら さざなみ小波(こなみ)
渡す にこにこお爺さん
みんなにこにこ ゆれゆれ渡る
どうも御苦労(ごくろう)さんと いって渡る
ソレ ギッチラギッチラ ギッチラコ

実は,この2番と3番は峰田明彦による戦後の改作だそうです。オリジナルは武内俊子によるもので,1941年7月に発表された原詞は以下の通りです。

雨の降る日も 岸から岸へ
ぬれて船こぐ お爺さん
今日も渡しで お馬が通る
あれは戦地へ 行くお馬
ソレ ギッチラギッチラ ギッチラコ

村の御用や お国の御用
みんな急ぎの 人ばかり
西へ東へ 船頭さんは
休むひまなく 船をこぐ
ソレ ギッチラギッチラ ギッチラコ

その風景の違いに驚かされます。改作の3番はチャラチャラしていますが,原詞は殺風景でいささかの詩情もありません。
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by gakis-room | 2006-02-03 12:55 | つれづれに | Comments(0)


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