2017年 05月 21日
鮮やかな黄色ですが「要注意外来生物」とか,キショウブ
d0006690_127514.jpgキショウブ(黄菖蒲) アヤメ科 アヤメ属

用水路の水際付近でしたから,カキツバタあるいはハナショウブかと思いました。しかし,花弁に白色の筋(カキツバタ)も黄色の筋(ハナショウブ)もありません。

写真では外花被片(大きな花びら)の付け根にある薄い茶色の何本もの筋模様がはっきりとはしませんが,キショウブ(黄菖蒲)かと思います。1日花です。

日本のハナショウブには紫,青紫,赤紫,白,ピンクの花はあるそうですが,黄色はなく,観賞用に明治時代にヨーロッパから移入されました。

d0006690_128698.jpg繁殖力が強く,すっかり野生化しているようです。

環境省は「要注意外来生物」の一種として「栽培にあたっては,逸出を起こさない」,「既に野生化している湖沼等があり,在来種との競合・駆逐等のおそれがある場所については,積極的な防除または分布拡大の抑制策の検討が望まれる」として警戒を呼びかけています。

【「菖蒲」について】
アヤメ,ハナショウブはアヤメ科アヤメ属ですが,菖蒲湯に使うショウブはサトイモ科ショウブ属です。

また,漢字の菖蒲は「しょうぶ」と読みますが,「あやめ」とも読みます。紛らわしいですが,万葉の時代にはサトイモ科のショウブを「あやめ草」と呼んでいたことによるのでしょうか。

 銭湯を沼になしたる菖蒲(あやめ)かな (宝井其角)

近鉄奈良線に「菖蒲池」という駅がありますが,読みは「あやめいけ」です。

※写真はクリックすると拡大します。
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by gakis-room | 2017-05-21 18:00 | 花の手帳 | Trackback | Comments(0)
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