2017年 02月 06日
カーリング解説者の敦賀信人さんと長野オリンピック
d0006690_18294836.jpg昨日の決勝戦の解説は男女とも敦賀信人(つるがまこと)さんでした。放送では敦賀さんの紹介はいつも「長野オリンピック代表選手」ですが,少し補足します。

カーリングは1998年の長野オリンピックから正式競技となりました。開催国枠で出場した日本は予選リーグ(8カ国)を3勝4敗でアメリカ,スウェーデンとともに4位となりました。準決勝進出をかけたタイブレークは,予選でアメリカとスウェーデンに勝っている日本がシードされ,まずアメリカとスウェーデンが対戦しました。この結果,5ー2でアメリカが勝ちました。このアメリカに日本が勝てば準決勝進出です。

この時,日本チームを率いたのが20歳のスキップ,敦賀さんです。4ー4で迎えた第10エンド,先攻の日本のスキップの敦賀さんは自らのラストストーンを「人生最高のショット」といいます。

ハウス内にはストーンが3つ,ナンバー1とナンバー2が日本です。アメリカの最終ストーンは3センチの差で日本の準決勝進出を打ち砕きました。氷上で敦賀さんは思わず顔面を手で覆います。

こちらが敦賀信人さんのラストショットとアメリカのラストショットです。

以来,日本男子のオリンピック出場はなりませんでした。カーリングと言えば,きまって女子の活躍ばかりがニュースとなりました。しかし,昨年SC軽井沢が世界選手権4位となり,来年の平昌オリンピックへ5大会振りの出場の可能性が大きくなりました。

敦賀信人さんはその後,チーム北見のスキップとして日本選手権3連覇を含む9回の日本選手権1位を経験しますが,仕事の繁忙から2013年に引退します。常呂町出身の敦賀さんの肩書きは「漁師」ですが,サロマ湖でのホタテ,カキ,ウニの養殖です。常呂町はカーリングの町であるとともに,ホタテ養殖の盛んな町です。西部に隣接するするサロマ湖は北海道ホタテの養殖発祥の地です。
[PR]

by gakis-room | 2017-02-06 18:00 | カーリング | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://gakisroom.exblog.jp/tb/23822115
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by korima at 2017-02-07 19:35 x
敦賀さんの解説、好きです。
静かで穏やかな声なので、も少し年配と想像してました。
なんと…うちの子どもよりお若い(^^;)驚きました。
世界選手権の解説も期待です。
Commented by gakis-room at 2017-02-08 08:13
korimaさん,
敦賀さんの解説も,市川さんの解説もわかりやすいですね。
4月の男子の世界選手権は国際映像を日本で解説するのでしょうか。
それとも現地にスタッフがいくのでしょうか。


<< 小林宏さんと長野オリンピック      男子・SC軽井沢が5連覇,女子... >>