2016年 12月 31日
よいお年ををお迎えください
七回り目の「さる年」も終わりとなりました。

  いつとしもなく
  うれしいこともなくなり
  かなしいこともなくなった

と書いたのは詩集「雲」のなかの山村暮鳥です。私の場合は「なくなった」のではなく,少なくなりました。これも老いの故かと思います。しかし,ふんふんと同感する私を拒否して,クリスチャンで伝道師であった山村暮鳥の後段はこうです。

  それにしても野菊よ
  真実に生きようとすることは
  かうも寂しいものだらう

煩悩の私は今年の初めにこんなことを書きました。

 意馬心猿(いばしんえん)   心が煩悩や欲望のために働いて,抑えがたいことのたとえ。

最近知った言葉です。奔走する馬や騒ぎ立てる猿ほどの元気はありませんが,相変わらず煩悩に揺れ揺られの毎日です。これでいいのかなとも,まあいいかとも思うあたりが煩悩たるゆえんかも知れません。


「煩悩に揺れ揺られ」はそのとおりでしたが,高血圧のために毎月の循環器医院通い,そして,4月に白内障で両眼の手術とその後の通院,10月には大腸のポリープの切除と,医者との親密さの増した1年でした。これは確実に老いです。

この1年,たくさんの方の訪問をいただきました。ありがとうございます。
良いお年をお迎えください。
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by gakis-room | 2016-12-31 18:00 | つれづれに | Trackback | Comments(2)
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Commented by saheizi-inokori at 2016-12-31 23:51
かの鴨長明もいつまでも煩悩の虜だと書いています。
来年もよろしくお願いします。
Commented by gakis-room at 2017-01-01 10:24
saheiziさん,
そうですね,永遠の虜ですね。
今年もよろしくお願いいたします。


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