2016年 06月 11日
今年の台風発生の遅さは観測史上4番目以内
d0006690_17515833.jpg台風は,2014年6月(11日,台風6号)から2015年12月(11日,台風27号)まで連続19か月発生してきました。しかし,今年は6月10日を過ぎても台風はまだ発生していません。

これで,観測史上5番目に遅い1984年6月9日,4番目に遅い1952年6月10日を超えました。今年の台風1号が,6月25日までに発生すれば観測史上4番目に遅い台風の発生となります。

【遅い台風1号】
  ① 1998年7月9日
  ② 1973年7月2日
  ③ 1983年6月25日

なぜ,台風は発生しないのか,そのメカニズムは(わかったつもりになっていますが)こんなことのようです。

①エルニーニョ現象が終わり,代わってインド洋の海面水温が高くなり,積乱雲が発生しやすくなっている。
 ※エルニーニョ現象
  太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて海面水温が平年より高くなり,その状態が1年程度続く現象
②太平洋高気圧(下降気流)が例年より張り出している
③加えて,台風の主な発生地域であるフィリピン東海上では,赤道域に向かう下降気流が強くなり,積乱雲の発生が少
 ない。
④従って台風が発生しにくい

これと同じような海面水温の傾向を示した年は,1983年,1998年,2003年,2010年がそうだったようです。

※図はasahi.comからいただきました。
[PR]

by gakis-room | 2016-06-11 18:00 | つれづれに | Comments(0)


<< ユーフォルビア・ダイアモンドフ...      付き合いのいい奈良? きょうは... >>