2015年 05月 11日
きょうは下弦の月でした
d0006690_17265948.jpgきょうは旧暦3月23日,今朝の月は下弦の月です。写真は午前7時過ぎに撮影したものです。

上弦の月と下弦の月の見分け方について,「月の入りの時,弦にあたる部分が上になる月が上弦の月,下になる月が下弦の月」とか言われます。しかし,下弦の月の月の入りを見ることができるのはきわめて稀です。

例えばきょうの場合,
   月の出   午前0時06分
   月の入り  午前11時13分
です。下弦の月は,月の入りどころか,そのかなり前から月は太陽の光によって隠されてしまいます。下弦の月の入りを見ることができるのは,太陽の光が雲などに遮られてきわめて弱い場合だけです。かつて偶然に午前10時過ぎの下弦の月を見たことがあります。

ですから,以前にも書きましたが,私は以下のように見分けています。
   上弦の月  右半分が見える
   下弦の月  左半分が見える

しかし,旧暦での生活では,この区別も入りません。上弦の月は「上旬の弦月」,下弦の月は「下旬の弦月」ですから,旧暦の8日か9日(ごく稀に10日)の月が上弦の月で,旧暦23日か24日(ごく稀に22日)の月が下弦の月です。十五夜の前か後かだけのことです。現在の暦では,上弦の月は月の後半に,下弦の月は月の前半となります。

かつて「二十三夜待ち」(下弦の月)という「月待ち」行事があったそうです。旧暦23日の月を勢至菩薩(せいしぼさつ)の化身と考え,二十三夜に勢至菩薩を念ずれば万劫の罪が滅するという俗信です。勢至菩薩とは阿弥陀如来の脇侍を勤める菩薩で知恵を司ります。深夜の月出の待ち,これに参拝し,日の出まで続く行事のようです。この行事が毎月行われたのか,どれだけ熱心に行われていたかは,私には不明ですが,この行事のあるところでは,「もうすぐ二十三夜(下弦の月)」と自然に心待ちにしていたと思われます。
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by gakis-room | 2015-05-11 18:50 | つれづれに | Trackback | Comments(0)
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