2014年 03月 04日
紙幣の原材料です,ミツマタ
d0006690_1820755.jpgミツマタ(三椏) ジンチョウゲ科 ミツマタ属

紙幣の原料がミツマタであることは知っていましたが,樹木としての形,ましてや花を思いやることはありませんでした。

ミツマタは高さは1〜2mの落葉低木で,その枝が必ず3つに分岐する特徴があるため,この名があり,漢字では「三椏」あるいは「三叉」と書きます。「椏(あ)」には「木の股」の意味があるそうです。

ミツマタの樹皮には強い繊維があり,剪定鋏を使わずに折り取ることは困難だそうです。その繊維を利用して和紙の原料にされます。また,しわになりにくく,虫害にもなりにくいので,紙幣や証紙などの原材料として使われています。

d0006690_18201951.jpg花は蜂の巣のような花序をつくり,下向きにまとまって咲きます。

1つの花の花径は1cm位です。4弁は花弁ではなく,萼片です。花の外側は白色で,内側が黄色になります。

園芸種では,オレンジ色から朱色の花を付けるものもあり,こちらは赤花三椏(あかばなみつまた)と呼ばれるようです。

ジンチョウゲ科ですが,ジンチョウゲと違ってミツマタは,ソメイヨシノやレンギョウと同じように葉の展開前に開花します。

※写真はクリックすると拡大します。
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by gakis-room | 2014-03-04 18:00 | 花の手帳 | Trackback | Comments(2)
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Commented by saheizi-inokori at 2014-03-04 21:47
散歩道のも咲き出しました。
見るたびにgakisさんのことを思います。
Commented by gakis-room at 2014-03-04 22:22
saheiziさん,
この細い幹の皮を剥いで紙の原料にするなんて,
ちょっとイメージできませんでした。


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