2013年 12月 29日
今年の年間日照時間の多さは観測史上5位といわれても…
気温等の気象の印象・記憶と言えばせいぜい1か月前くらいまででしょうか。それも漠然としたものです。例えば,月初めであれば,「先月は暑かった,寒かった,雨が多かった」とか。また,月の半ば以降であれば,「今月は…」ということになります。

気象に関する観測史上の「通年の記録」となれば,特異なことでもない限り,印象・記憶にはほとんど残らないものです。

【今年の通年の記録】
・日最大1時間降水量  58.0mm  4位  8月5日
   とてつもない土砂降りだったのでしょうが,旅行中でした。

・日最大24時間降水量 160.5mm  2位  9月15日
   これは覚えています。台風18号によるもので,初めて「特別警報」が出されました。京都の桂川の氾濫はリアル
   タイムでテレビを見ていました。

・日最高気温25度以上の日数  152日  2位
   「夏日」の日数ですが,「真夏日」と違って,「今年は暑かった」という印象とは無関係です。

・日最高気温30度以上の日数  81日  5位タイ
   「真夏日」のことですから,熱中症による救急搬送者数の多さとともに「今年の夏は暑かった」という印象は強
   く残っています。8月の「猛暑日」は15日あり,これは8月の観測史上4位でした。また,四万十市(観測地点
   は江川崎)での41.0度(8月12日)の日本最高気温も記憶に残るところです。

・日最低気温25度以上の日数  6日  5位タイ
   便宜的に「熱帯夜」の日数としますが,このうちの5日は8月のものです。しかし,奈良の「熱帯夜」は少ない
   ですから,8月は寝苦しかったという印象はありません。

「奈良の気象観測データ極値」には今年の記録がもう一つあります。「年間日照時間の多さ」です。
   1位 2128.4時間 1978年
   2位 2025.3時間 1994年
   3位 1997.2時間 1983年
   4位 1993.7時間 2004年
   5位 1989.6時間 2013年(12月29日現在)

4位との差は4.2時間ですから,今年の年間日照時間は2004年の4位を超えるかも知れません。しかし,です。年間日照時間が観測史上5位(あるいは4位)と言われても,なんの印象もなく,ただただ「?」だけです。それでも今年の「気象観測データ極値」です。
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by gakis-room | 2013-12-29 18:20 | つれづれに | Trackback | Comments(0)
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