2005年 10月 15日
悲しき国会議員
昨日,郵政民営化法案は参議院で可決されて成立しました。これでこの夏からの小泉劇場第1幕は終わりました。

それにしても未熟ならともかくも,惨めな演技に舌打ちせざるを得なかった役者が多すぎました。9月9日のブログで総選挙後について「恐怖の自己増殖と見え透いた保身」と書きましたが,悲しいことに私の予測は見事に当たってしまいました。

衆議院では,欠席議員のように早々と座長にひれ伏すことなく,郵政民営化法案反対を掲げ,刺客をかわして当選した無所属議員13人の内,有権者の付託に応えて今回も反対票を投じた議員はたった一人でした。変節理由としては大半が「民意に従った」と言っていますが,民意を言うのであれば「自己を選出した選挙区の民意に従わず,保身に走った」と言うべきでした。

参議院では,「死ぬまで筋を通す」といいなから,総選挙前に早々と保身を表明した鴻池氏は論外ですが,反対・欠席・棄権した30人のうち,二人は自己の信念に従って離党して反対しましたが,残りの28人は一人の退席を除いて27人が変節しました。

まさしく「悲しき国会議員」です。しかし,本当に悲しいのは,彼らにこの国の政治を付託した有権者です。そして,有権者にとってもっと悲しいことは,次の選挙の時には今の悲しみをすっかり忘れてしまうことです。
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by gakis-room | 2005-10-15 07:02 | つれづれに | Comments(0)


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