2013年 10月 27日
強い毒性があります,ケチョウセンアサガオ(毛朝鮮朝顔)
d0006690_12252850.jpgケチョウセンアサガオ ナス科 チョウセンアサガオ属

チョウセンアサガオにそっくりですが,茎と葉の裏に繊毛があります。それで「毛・朝鮮朝顔」です。ひょっとしたら,2009年9月にチョウセンアサガオとしたものも「ケチョウセンアサガオ」だったかもしれません。

原産地は北米~メキシコ北部です。原産地が南アジアのチョウセンアサガオと同様に朝鮮半島とは無関係です。花がチョウセンアサガオとそっくりで,アメリカから来たので,別名を「アメリカチョウセンアサガオ」と言いますが,なんとも紛らわしい命名です。

背丈は1mくらいです。

アサガオの名が付いていますが,アサガオはヒルガオ科に属し,ナス科に属するチョウセンアサガオとは別種です。単に花がアサガオに似ていることによる命名でのようです。

果実は直径約5cmくらいの卵形で全体に刺があります。写真の左上に1つ見えます。

d0006690_12261591.jpg漏斗形の花の花径は10cmほどです。1日花です。

背丈が2〜3mのキダチチョウセンアサガオは下向きに咲きますが,こちらは上向きに咲きます。

薬用に利用されるチョウセンアサガオと同様に全草に強い毒性があります,

なお,江戸時代中期の医師,華岡清洲がチョウセンアサガオの別名である「曼陀羅華(まんだらげ)」をもとにつくった「通仙散」という全身麻酔薬を用いて,1804年に乳ガンの摘出手術に成功しています。

それで,チョウセンアサガオは日本麻酔科学会のシンボルマークになっています。

※写真はクリックすると拡大します。
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by gakis-room | 2013-10-27 18:00 | 花の手帳 | Comments(2)
Commented by tona at 2013-10-27 19:17 x
まだ見たことがないです。きれいな白ですね。
いろいろ勉強になりました。
Commented by gakis-room at 2013-10-27 20:50
tonaさん,
これは栽培されたものですが,野生化したものも多いようです。
たくさんの花をつけるようですから,野生化したものを見たいと思いました。


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