2013年 09月 04日
最低賃金,生活保護との逆転は北海道を除いて解消されますが…
d0006690_15283184.jpg共同通信等によると,きょうまでに島根県を除く,都道府県の最低賃金審議会の地域別最低賃金引き上げ額の答申を終えたようです。

報道によれば,島根県も10円以上引き上げを答申する模様で,全国平均は昨年の749円(時給)よりも15円高い764円になるそうです。平均15円の引き上げは,近年では2010年の17円,2008年の16円に次ぐ引き上げが額になりました。答申に基づいた新しい最低賃金は10月頃から順次適用されます。

また,生活保護の給付水準を下回る「逆転」が起きていた11都道府県のうち,北海道を除く10都府県で逆転がとりあえず解消することになりました。

「逆転」の解消については,最低賃金の引き上げではなく,生活保護の給付水準の引き下げによってという,本末転倒の解消の懸念がありましたから,先ずは「よし」としたいところです。

しかし,「賃金底上げによるデフレ脱却を目指す安倍政権の意向が強く反映された形だ」とする報道もありますが,私は最低でも23円以上でなければ引き上げたことにはならないのではないかと思っています。

理由は,来年4月に消費税が3%引き上げられれば,[現行の749円×0.03%=22.5円]の引き上げでも現状維持にしかならないからです。この意味で,15円の引き上げでは,実質的には可処分所得の低下となってしまいます。
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by gakis-room | 2013-09-04 18:00 | つれづれに | Comments(0)


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