2013年 08月 29日
郵便局の木,タラヨウ
d0006690_15385471.jpgタラヨウ(多羅葉) モチノキ科 モチノキ属

常緑高木で高さ20mほどになるそうですが,これは5mほどです。

【名前の由来】
古代インドでは,ヤシ科のタラジュ(多羅樹)の葉を貝葉(ばいよう,葉を加工して紙の代わりに用いられた筆記媒体)として,経文が書かれたそうです。タラヨウも葉の裏を尖ったもので文字を書くと黒くその跡が残るので,タラジュのような木,タラヨウ(多羅葉)となったそうです。

日本でもこの葉の裏面に経文を書いたり,葉をあぶって占いに使用されたようで,寺社に多く植樹されたそうです。また,戦国時代にこの葉の裏に文字を書いて情報のやりとりをしたという話もあり,これがハガキ(葉書)の語源になったという説もあり,「葉書の木」とも言われます。しかし,ハガキは本来は「端書き」であって,「葉書」は借字のようです。

それはともかくも,旧郵政省では,1997年にタラヨウを「郵便局の木」と定め,郵便局に植樹するようになりました。撮影は私の住む町の郵便局の入り口で,「郵便局の木『タラヨウ』」,「一説に『はがきの木』とも言われています」との説明がありました。

d0006690_15395854.jpg葉は肉厚で長さは20cmほどです。葉を1枚持ち帰って手紙文らしきものをを書いてみようかと思いましたが,なんとなく気が引けたので,ちょっとだけ悪戯をしてみました。

雌雄異株で,4~5月頃,4mmほどの小さな淡黄緑色の花をたくさんつけるようです。忘れてしまいそうですが,見てみたいと思いました。


※写真はクリックすると拡大します。
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by gakis-room | 2013-08-29 18:00 | 花の手帳 | Comments(0)


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