2013年 08月 19日
こんな空を待っていました
d0006690_15492885.jpgきょうも最高気温は36.3度と11日連続の「猛暑日」でした。きょうまでの最高気温の平均は34.9度で,観測史上10位以内の暑い8月になりそうな予感がします。

それはそれでいいのですが,7月21日に「積乱雲の季節なのに」で書いたように,今年の夏は「青空に湧きあがる積乱雲」を見ることはほとんどありませんでした。この11日間も日照時間は10時間前後とたっぷりありましたが,空はなんとなく薄ぼんやりしていました。

もちろん,日中は引き籠もりが多いのですから,単に私が気づかなかっただけなのかも知れません。しかし,屋外にはまったく出ないというわけではありませんし,廊下からの若草山も見えないか,霞んでしまっている日が多くありました。

けれども,きょうは久し振りに青空です。積乱雲も東の山並みを背景にくっきりと姿を見せていました。きょうは「空の青さがものたりない」なんて歌をなんとなく口ずさむこともありません。

  なんだか このごろ疲れるの
  はりきっちゃいるんだけれど
  ふっと ためいきついちゃうの
  空の青さももの足りないの
  街のあかりにいらつくの
  ねえ あなた なぜだか教えてよ

この歌は「籠城小唄」といいます。福田善之の脚本の映画「真田風雲録」(1963年)の中の挿入歌です。大坂の陣で大坂城に籠城している腰元達が,なんとキャンドルをもってやるせなく歌っていました。「真田風雲録」は60年安保をパロディにした映画です。大坂方の実権を握る大野治長は当時の左翼政党と労組,彼らを「戦う気がない」と批判する急進派の真田隊は全学連主流派に見立てていました。ちなみに「真田隊マーチ」もあります。

  織田信長のうたいけり
  人間わずか五十年  夢まぼろしのごとくなり
  かどうだかしっちゃあいないけど
  やりてえことをやりてえな
  てんでかっこよく死にてえな
  人間わずか五十年
  てんでかっこよく死にてえな

この歌も歌えます。映画の上映は1963年ですが,映画を観て覚えたのではありません。この歌を覚えているのは福田善之作品集「真田風雲録」に楽譜とともに掲載されており,楽譜の読める友人に教えてもらったからです。

※写真はクリックすると拡大します。
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by gakis-room | 2013-08-19 18:00 | つれづれに | Trackback | Comments(2)
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Commented by saheizi-inokori at 2013-08-19 21:22
やるせない歌詞ですね。
曲も聞いてみたいです。
Commented by gakis-room at 2013-08-20 05:58
saheiziさん,
よく言えば実存主義的,あからさまに言えば刹那主義的ないしは自己喪失です。
YouTubewで探してみましたがありませんでした。


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