2013年 05月 20日
花の中が面白い,シラン
d0006690_17205420.jpgシラン(紫蘭) ラン科 シラン属

日本(北海道を除く),台湾,中国などに自生するランの仲間です。ただし,純然たる自生種は準絶滅危惧種に指定されているようです。

花壇や庭先などでごく普通に見られる栽培種は丈夫で,日当りがよく,適度に湿り気のある場所では年々増えてくようです。ですから,花壇などから移出してしばしば野生化しています。

花は下から上へと咲きます。また,花と茎の間の花柄に見えるものは,付け根近くを除いては下位子房で,実となります。

d0006690_16484688.jpg6弁ですが,萼片と花弁の分化が不完全です。このような萼片と花弁の分化が不完全なものを,両方をあわせて「花被」といいます。ユリやモクレンもそうです。

シランの場合,内花被片のうち,中央から下部にかけてのものを「唇弁」といいます。「唇弁」の下部が襞(ひだ)になっているのも面白いと思います。これで虫を呼ぶのでしょうか。

その「唇弁」の上の赤い部分は雄しべと雌しべが一体化した「蕊柱(ずいちゅう)」です。

全体が白色のシロバナシランというのもあります。漢字で書けば「白花紫蘭」,なにかおかしな感じです。

※写真はクリックすると拡大します。
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by gakis-room | 2013-05-20 18:00 | 花の手帳 | Trackback | Comments(2)
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Commented by saheizi-inokori at 2013-05-20 20:32
世の中が面白い、と読んでしまいました^^。
どこが?と。
Commented by gakis-room at 2013-05-20 21:27
saheiziさん,
おや,まあ。
けれども1度くらいは言ってみたいですね「世の中が面白い」と。


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