2013年 04月 20日
65歳以上人口が少ない沖縄
総務省が16日発表した2012年10月1日現在の総人口(日本に居住している人口)は1億2751万5千人で,前年に比べて28万4千人(0.22%)減少したそうです。出生者数から死亡者数数を引いた「自然増減」は過去最大の20万5千人減で,男性は8年連続,女性は4年連続の減少だそうです。

一方,65歳以上人口は前年に比べて104万1千人増で,少子高齢化がさらに進みました。総人口の中で65歳以上人口の占める割合は,全国平均で24.15%です。2010年が23.02%でしたから,1年で1.13%増加したことになります。

65歳以上人口の占める割合が少ない都県の上位5は以下のとおりです。
  1 沖縄   17.7%
  2 東京   21.3
  3 愛知   21.4
  4 神奈川  21.5
  5 滋賀   21.6

これらはいずれも人口が増加した都県(他には埼玉と福岡で増加)ですが,20%以下であるのは沖縄だけです。しかも2位の東京とは大きな差があります。なぜ,沖縄では65歳以上人口が極端に少ないのでしょうか。

沖縄県は人口増は全国1(0.56%,2位は東京の0.25%)ですが,それだけなのでしょうか。以下は私の推測です。
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左は2010年の国勢調査による沖縄県の人口構成です。

団塊の世代と呼ばれるのは1947年〜1949年に生まれです。2010年では63〜65歳のひとたちです。しかし,その世代の極端な人口増加はありません。

沖縄権の急激な人口増加は10〜15年遅くれて来ます。このタイムラグに沖縄戦による県民の犠牲者を重ねてみるのは飛躍でしょうか。55歳から64歳,つまり1946年〜1955年生まれの人が少ないのは,その時代に父親,母親となる人が少なかったからではないか思われてなりません。

※沖縄の人口構成のグラフの出典
  http://zyosui01.ti-da.net/e3812486.html
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by gakis-room | 2013-04-20 19:30 | つれづれに | Trackback | Comments(4)
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Commented by saheizi-inokori at 2013-04-20 19:36
長寿県という思い込みの裏にこういう真実があるのを今更ながら教えていただきました。
Commented by gakis-room at 2013-04-20 21:47
saheiziさん,
あくまでも私の推測です。
Commented by 堂森知博 at 2013-06-22 09:24 x
私も昨日、データをまとめて同じ推論に至り、検索して貴ブログにたどり着きました。詳しい記述ありがとうございます。
Commented by gakis-room at 2013-06-22 13:05
堂森知博さん,
何かしらのお役に立てましたら幸いです。


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