2013年 01月 07日
1月7日,七草粥
d0006690_1541686.jpg1月7日には「七草粥」を食べる風習はまだ残っているのでしょうか。スーパーでは「七草粥」セットが積まれていました。1月7日は「五節句」のひとつで,「人日(じんじつ)」といい,季節の旬の7種の植物から生命力をもらい受けて,邪気を祓ったのだそうです。

それが室町時代当たりから,7種の若菜の「七草粥」に替わったようです。現在では,「人日」とは無関係に,正月のご馳走に疲れた胃腸をいたわり,ビタミンを補うといった健康上の効果の説明もあります。

言うまでもなく,七草とは
  セリ,ナズナ,ゴキョウ,ハコベラ,ホトケノザ,
  スズナ(カブ),スズシロ(大根)
です。このうち,スズナ,スズシロを別にすれば,野に出て,残りの5種の若菜を摘むことはほとんど不可能です。

なにせ,きょうは旧暦11月26日です。旧暦1月7日は1ヶ月半ほど先の2月16日です。そのころになれば,野に出て若菜を摘むことも可能です。

旧暦の風習を新暦に単純に置き換えた見当違いの結果です。五節句の一つ,七夕(7月7日)も新暦では梅雨の真っ最中です。天の川は氾濫(?)し,彦星と織り姫の逢瀬を楽しむことはできそうにもありません。旧暦7月7日は,今年は8月13日です。

写真は今朝の産経新聞です。「身近な材料」もすべてハウス物でしょうか。旧暦を基にした風習,習慣を単純に新暦に置き換えた月日で考えることにいつも疑問がついてしまいます。
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by gakis-room | 2013-01-07 18:00 | つれづれに | Trackback | Comments(4)
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Commented by saheizi-inokori at 2013-01-07 21:58
昨夜の水炊きの残りで七草粥、趣旨に合ってるのかどうか、うまかったです。
Commented by gakis-room at 2013-01-08 08:58
saheiziさん,
趣旨はあまり気にしないでもいいのではないでしょうか。
美味しいことがいいことなのだと思います。
Commented by tona at 2013-01-09 09:07 x
私は蕪の葉だけの粥をいただきました。
それにしても七夕はいつも雨で新暦での行事はこれだけはいただけません。
今更変えられないのでしょうが、旧暦で古来の行事をアッピールしてもよいのではと七夕の時に思います。
Commented by gakis-room at 2013-01-09 11:27
tonaさん,
旧暦がいいというわけではありませんが,伝統行事となると違和感をもつことがあります。
例えば,3月3日のひな祭りは「桃の節句」ともいいますが,

  灯りを付けましょ ぼんぼりに
  お花をあげましょ 桃の花

新暦3月3日では「まだ桃の花は咲いてないじゃあないか」と突っ込みをいれたくなります。


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