2012年 09月 26日
どうしても「バカ花」と言ってしまいます,タマスダレ
d0006690_17123419.jpgタマスダレ ヒガンバナ科 タゼフィランサス属(マスダレ属)

タマスダレは珍しい花ではありません。この時期,あちこちで見られます。そして,大抵は群落とまでは言わないとしても,密集して咲いていますが,このように一株だけというのは珍しいと思いました。

また,細い葉がみられるのに,このように葉のないものも初めてです。まあ,単なる偶然なのでしょうが,さすが,花が咲いてから葉が出てくるヒガンバナ科です。

白色の花は比較的早く黄ばんでしまうことが多いよう気がしますが,この花は黄ばむことはなく,白さを保ったまま萎んでいくようです。それなのに,この花をどうもあまり好きになれません。そして,ついつい「バカ花」と呼んでしまいます。

それは,伊勢湾台風とのつながりです。

タマスダレをとりあげるのはこれで2度目です。1度目は5年前の2007年9月26日でした。そして,伊勢湾台風も1959年の9月26日でした。

1度目の時に書いたように,この花は長期の浸水の後に庭に咲いていました。本来は「癒し」なのでしょうが,「このバカ花が」と呟いた父の言葉を今でも覚えています。俳句を好んだ父だけに私には意外でした。

罹災からなんとか通常の生活らしさを取り戻したのはその年の12月になってからだったように思います。

※写真はクリックすると拡大します。
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by gakis-room | 2012-09-26 18:00 | 花の手帳 | Comments(0)


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