2005年 09月 01日
防災の日
きょう9月1日は防災の日です。防災の日はよく知られているように,82年前,1923年9月1日の午前11時58分に起きた関東大震災にちなむものです。

関東大震災では死者・行方不明者14万2800人余とされています。これは地震そのものによるものよりは,発生がお昼直前であったために,昼食用の炊事が原因となった火災によるものが圧倒的に多かったと言われています。なお,きょうの朝日新聞によると,死者・行方不明者の基礎資料とされる理科年表2006年度版では,最新の研究データをもとに10万5000人余と改訂されるそうです。

防災の日の制定は1960年です。これには前年9月26日に名古屋市南部を襲い,史上最大の被害を出した伊勢湾台風が影響しているとされています。伊勢湾台風の死者・行方不明者は5,098人,負傷者38,921人でしたが,これは名古屋港を中心とした貯木場の大量の貯木が防波堤の決壊と高潮によって溢れ出して住居を破壊したことが大きな原因とされています。

私は伊勢湾台風当時,中学3年で名古屋市港区に住んでいました。私の家も床上30センチの被害にあいました。しかも水が引くまでに1ヶ月近くもかかりました。というのは,名古屋市南部の広範囲は海抜ゼロメートル以下でしたから,決壊した何カ所かの堤防をまず修復して海水の流入を止め,その後に水を排水する必要があったからです。学校も運動場は冠水して休校。授業の再開は10月下旬になつてからであったように思います。

30日に大型ハリケーンに襲われたニューオーリンズ市の大半が海抜ゼロメートルだそうです。市の大半が冠水したということですから,伊勢湾台風時と同じで,排水が完了するまでに長期の日数がかかりそうです。市の復旧はそれからということになりますから,ニューオーリンズ市の人々の苦難は46年前の私を思い出させ,心を痛めます。
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by gakis-room | 2005-09-01 16:39 | つれづれに | Comments(0)


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