2012年 07月 21日
平等院,9月3日から修理のため見られなくなります
d0006690_127265.jpg国宝,鳳凰堂です。本尊の木造阿弥陀如来坐像を安置する中央の中堂とその背後の尾廊,左右の翼廊全体を言います。鳳凰堂の本来の名は「阿弥陀堂」ですが,「鳳凰堂」とよばれるようになったのは江戸時代からのようです。この構図,10円コインでよく知られています。

鳳凰堂全体が池(阿字池)に映る写真を何度も見てきましたが,その池が小さかったのは意外でした。池の水量は季節によるのでしょうか,それともカメラの位置によるのでしょうか。

d0006690_1263819.jpg中堂の屋根の鳳凰です。1万円札の裏には左側の鳳凰が描かれています。

鳳凰堂の名前の由来は,中堂、左右の翼廊,尾廊が羽を広げた架空の鳥「鳳凰」に似てるためという説と,中堂の屋根の上両端に付けられた「鳳凰」の像に因んでいるという説の二説があるようです。

境内には平等院の文化財を保存展示している「鳳翔館」がありますが,そこに鳳凰が展示されていました。説明はありませんでしたが,その展示物がオリジナルで,建物の上にあるものは複製かなと思いました。

d0006690_191025.jpg中堂の向かって左の翼廊です。

なお,今年の9月3日から2014年3月31日まで,修理のため外観を見ることができなくなります。

修理は鳳凰堂の屋根野吹き替えと中堂や左右の翼廊などの朱色の柱や金色の鳳凰像も塗り直しですが,西方極楽浄土の再現となるのでしょうか。

というのも,平等院は,9世紀末頃,光源氏のモデルとも言われる左大臣源融(みなもと の とおる)が営んだ別荘が起源ですが,その後,何人か所有者を経て,1052年に藤原道長の子,関白藤原頼通が寺院としたのが始まりです。

頼通は末法(釈迦の法力が消滅し,百鬼夜行する世界)元年のこの年に,この世の西方極楽浄土を意図して阿弥陀堂を建立したとされるからです。
※写真はクリックすると拡大します。
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by gakis-room | 2012-07-21 17:00 | つれづれに | Trackback | Comments(2)
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Commented by saheizi-inokori at 2012-07-22 10:28
平等院に行ったことがあるのかどうかはっきりしなかったのです。
どうも行ったことがあるようです。
想像していたより豪華ではなかったのを思い出しました^^。
Commented by gakis-room at 2012-07-22 11:37
saheiziさん,
そうですね,私も豪華さは感じませんでした。
修理によって鳳凰が金色に輝き,柱などが朱色に染まれば違った感じになるのかも知れません。


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