2012年 07月 20日
初めての宇治でしたが
d0006690_1559865.jpg宇治へは1時間余で行けるのですが,私には初めての宇治です。いろいろと見たかったのですが,一昨日の京都は36度を超える猛暑日でしたから,宇治の入り口で終わってしまいました。

【紫式部像】
背景は宇治橋です。右端に「三の間」が見えます。「三の間」とは欄干上流に面して広さ2mばかり張り出した箇所のことで,昔,橋の鎮守神の橋姫神を祀った場所とも,豊臣秀吉が茶湯の水を汲み上げさせた場所とも言われています。

源氏物語の最終十章は「宇治十帖」と言われ,宇治が舞台です。手前に「夢浮橋之古蹟」の碑があります。「夢浮橋」は最終の第54帖です。

d0006690_1555445.jpg「宇治川先陣碑」
2つ中州(橘島と塔の島)は橋で繫がれていますが,橘島にあります。

木曾義仲討伐の義経軍の佐々木高綱と梶原景季が先陣争いの故事をしのんで1931年に建立されました。

碑文は写真だけでなく,実際にもよく読み取れませんでした。

d0006690_1555337.jpg【宇治川の流れ】
橘島から対岸に架けられた「朝霧橋」から見た宇治川の様子です。

佐々木高綱と梶原景季が先陣を争った川の様子を知りたかったのですが,ダムの放流中でかなりの水かさで,これではとても先陣争いは無理です。

d0006690_15552748.jpg【浮島十三重石塔】
塔の島にある「浮島十三重石塔」です。1286年の建立で,高さ15.2mは現存する十三重石塔では最大だそうです。

塔には三重塔,五重塔,七重塔,十三重などがありますが,三重,五重,七重,九重,十三重にはどのような意味があるのでしょうか。ふと浮かんだ疑問です。

d0006690_15544496.jpg「街中の行灯」
街路にはこのような行灯がたくさん置かれていました。いずれも「宇治十帖」に関わる絵と関連する和歌が記されていました。これは「宿木」です。

夜には灯りが点けられるようです。かつて見た「東山花灯路」「嵐山花灯路」とは違った幻想的な風景を作り出すのだろうと思います。

※写真はクリックすると拡大します。
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by gakis-room | 2012-07-20 17:00 | つれづれに | Trackback | Comments(2)
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Commented by korima at 2012-07-20 20:38 x
灯籠はちょっと後出しの真似しいです。
この水流は相当ですね。
夏場はたいていもうちょっと穏やかなんですけど。
Commented by gakis-room at 2012-07-21 09:51
korimaさん,
灯籠はあちこちで盛んですね。

宇治川先陣争いは寿永3年1月20日だそうですから,新暦では3月11日です。馬で渡りきれる水量だつたのでしょうね。


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