2005年 08月 25日
韓国の出生率,世界最低水準へ
韓国の統計庁の24日の発表によると,昨年の韓国の合計特殊出生率(1人の女性がその年の年齢別出生パターンにしたがってこどもを生んだとした場合の一生に産む子供の数)は1.16人で過去最低となり,台湾,ポーランド,チェコなどとと並んで世界最低出生国になっている,と韓国の新聞は伝えています。

ちなみに主な国の合計特殊出生率は,アメリカ…2.04人,フランス…1.89人,イギリス…1.79人,日本…1.29人となっています。

韓国の自然増加(出生児数−死亡者数)人口も過去最低の23万281人となり,この傾向が続けば2018年には「高齢社会」(人口の14%以上が65歳以上)へ,2026年には「超高齢社会」(人口の20%以上が65歳以上)「になると予測しています。

これに関連して韓国の保健福祉部長官(日本の厚生労働大臣に相当)は「出生率回復のために,莫大な予算を投じて対策を立てるつもりだ。政府レベルで5分野34課題の総合対策を検討している」と語っています。

ところで,日本はすでに1995年に65歳以上人口が14%以上の「高齢社会」となっており,65歳以上人口の割合は2020年には27.8%に,2050年には35.7%になると推計されています。また,8月23日に発表された厚生労働省の人口動態統計速報によれば,今年の1月から6月までの自然増は−3万1千人とはじめてマイナスに転じましたから,日本の老齢化はもつと早まるかも知れません。

少子高齢化社会問題は,国債の累積残高,年金問題とともにこの国の将来にとってますます深刻な問題になっています。
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by gakis-room | 2005-08-25 08:12 | 韓国あれこれ | Trackback | Comments(0)
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