2012年 06月 28日
ちょっと気になる花,タブノキ
d0006690_13161140.jpgタブノキ(椨の木) クスノキ科 タブノキ属

駅前の広場です。これまで気に止めたことはありませんでしたが,遠くから見ると赤色がチラホラ見えました。「タブノキ」と表示がありました。樹高は5メートルほどですが,15〜20メートルにまでなるようです。

タブノキ(椨の木)の名前の由来はいくつかあるようです。
 ・朝鮮語の方言におけるトンバイ(独木舟)がなまって
  タブとなり,タブを作る木の意,とする説。
 ・霊が宿る木とされていたことから,「霊(たま)の
  木」と呼ばれ,それが次第に「たまのき」→「たぶ
  のき」に変化していった,する説。

古代からの木のようで,万葉集の中では「都万麻(つまま)」と呼ばれていたようです。

若葉は一般に紅く美しいそうですから,忘れてしまいそうですが,来年には是非と思っています。

d0006690_1316010.jpg赤色は若葉ではなく,1センチほどの実の枝でした。

すでに花期(5月〜6月頃)は終わっていますが,花は1センチほどの淡黄緑色で,目立たないようです。

調べて見ると,なかなか面白い花のようです。3枚のガクと3枚の花弁は同長で,色もほとんど違わないので,6弁の花のように見えます。

雄しべの葯は,4室に分かれていて、それぞれに弁がついています。室と弁を持つ雄しべとはちょっとした驚きです。高い所ですから,覗き見ることは叶わないでしょうが,ちょっと気になる花です。

なお,樹皮は黄八丈の染料となり,葉や樹皮を粉末にして水を加えると粘り気が出るので,線香や蚊取り線香を作るときに使われるそうです。

※写真はクリックすると拡大します。
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by gakis-room | 2012-06-28 17:00 | 花の手帳 | Trackback | Comments(2)
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Commented by korima at 2012-06-29 20:10 x
梢が赤っぽい木が近くにあるのですが、わたしの視力では
見えません。双眼鏡が必要ですね。
Commented by gakis-room at 2012-06-30 07:17
korimaさん,
さてさてどんな木なんでしょうか。


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