2012年 05月 28日
紀元前585年の日蝕の予言
d0006690_101711100.png紀元前585年のきょう,皆既日蝕があったそうです。そして,その日蝕を古代イオニアの自然哲学の祖とされるターレスは予言していたそうです。

ターレス(636〜546BC)は,自然哲学の祖であっただけでなく,数学 ・幾何学の祖さらには天文学者でもありました。一言で言えば,天才ということでしょうか。

もっともターレスの日蝕の予言は,ギリシアの歴史家ヘロドトスよれば年単位で的中させただけで,蝕の度合いや日時を正確に言い当てたものではなかったようです。それにしてもターレスに限らず古代の東西の学者たちの「計算」には感嘆するばかりです。

左はあるサイトで見た古代のギリシア数字です。後のローマ数字の表記とよく似ています。違いと言えば,4は「V(5)−I(1)」を表す「IV」ではなく1を4つならべた「IIII」のようです。また,50は5に10を小さく重ねている(ローマ数字ではL)などです。

ギリシア数字にしても,ローマ数字にしてもこれらを使ってどの様に計算したのでしょうか。私なぞ,考えただけで計算を諦めてしまいます。

また,縦書きの漢数字での計算にしても同じです。中国の科挙(「科目による選抜推挙」)の科目には進士科(詩文)が最上位でしたが,明算科(計算術)もあったようです。「計算ができるというのも立派な才能」である,いいえ,立派すぎる才能のように思われてなりません。
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by gakis-room | 2012-05-28 18:30 | つれづれに | Trackback | Comments(2)
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Commented by saheizi-inokori at 2012-05-28 20:09
まったくです。
Commented by gakis-room at 2012-05-29 07:28
saheiziさん,
すごい,としか言いようもありません。


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