2012年 03月 24日
成案→原案→素案→大綱だって,消費税増税
先ずは新明解国語辞典による言葉の意味です。

大綱…大体の骨組み,アウトライン
素案…たたき台として会議に出される(た)案
成案…ある計画方針についての完結した考え(文案)
原案…討議にかけられるために考えられた最初の案

私の考えでは,上記の順序で物事は決まっていきます。この場合,成案=原案となります。しかし,政府・与党(国民新党を含む)では逆の順序になるようです。
 成案→原案→素案→大綱

消費税増税(正式には「社会保障と税の一体改革」)を巡る政府与党の論議です。時系列で示せば以下のようになります。

2011年6月30日   成案(政府与党社会保障改革検討本部)
2011年12月30日  原案(民主党政策調査会)
2012年1月6日   素案(政府与党社会保障改革本部)
2012年2月17日   大綱(閣議決定)

現在,民主党の「社会保障と税の一体改革に関する政策調査会合同会議」での論議(いざこざ)は閣議決定された「大綱」をめぐるものです。もっとも成案〜大綱の決定主体は微妙に違ってはいますが,この合同会議は原案(12月30日)と素案(1月6日)の間になされるもののように思われます。

「社会保障と税の一体改革」といっても消費税増税しか見えてこないのは社会保障についてのいささかの将来展望もないからでしょうか,「成案→原案→素案→大綱」にはこのような感想を禁じ得ません。
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by gakis-room | 2012-03-24 20:24 | つれづれに | Comments(4)
Commented by saheizi-inokori at 2012-03-24 22:02
そうして政治生命と命をかけるのだそうです。命の値段が安くなりました。
Commented by gakis-room at 2012-03-25 08:34
saheiziさん,
何をやってんだか。だから「決定する民主主義」なんてのが跋扈してしまいます。
Commented by saheizi-inokori at 2012-03-25 09:27
>決定する民主主義
形容矛盾というか同義反復というか珍妙にして深刻ですね。
Commented by gakis-room at 2012-03-25 16:44
saheiziさん,
決定する者とそれに従う者との二分法です。


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