2011年 09月 29日
黄花彼岸花ではありませんでした,鍾馗水仙です
d0006690_174214100.jpgショウキズイセン ヒガンバナ科 ヒガンバナ属

「例の田舎道」です。黄色いヒガンバナかと思いましたが,ショウキズイセン(鐘馗水仙)でした。それで思い出しました。

シロバナヒガンバナを初めて見たとき,シロバナヒガンバナはヒガンバナと「ショウキズイセン」の雑種であることを知りました。

ショウキズイセンの自生地は四国,九州から南西諸島です。自生地ではない奈良では栽培種だと思います。ですからこれまで見なかったのだと思います。

自生地ではシロバナヒガンバナは珍しくないのでしょうが,ではなぜ,奈良のあちこちでシロバナヒガンバナを見ることができるのでしょうか。

※写真はクリックすると拡大します。

ところで,「鍾馗」の由来は,花弁が波打っている様子を鐘馗ヒゲに例えたということのようです。鍾馗は端午の節句に飾られる絵を思い出しますが,その縁起については,私は何も知りませんでした。以下はウィキペディアからです。

【鍾馗】
鍾馗の縁起については諸説あるが、もともとは中国の唐代に実在した人物だとする以下の説話がよく流布している。
ある時、唐の6代皇帝玄宗がマラリアにかかり床に伏せた。
玄宗は高熱のなかで夢を見る。宮廷内で小鬼が悪戯をしてまわるが、どこからともなく大鬼が現れて、小鬼を難なく捕らえて食べてしまう。

玄宗が大鬼に正体を尋ねると、「自分は終南県出身の鍾馗。武徳年間(618年−626年)に官吏になるため科挙を受験したが落第し、そのことを恥じて宮中で自殺した。だが高祖皇帝は自分を手厚く葬ってくれたので、その恩に報いるためにやってきた」と告げた。

夢から覚めた玄宗は、病気が治っていることに気付く。感じ入った玄宗は著名な画家の呉道玄に命じ、鍾馗の絵姿を描かせた。その絵は、玄宗が夢で見たそのままの姿だった。
玄宗は、鍾馗の絵姿には邪気を祓う効力があるとし、世の中に広めさせた。
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by gakis-room | 2011-09-29 18:23 | 花の手帳 | Comments(2)
Commented by いっぱい道草 at 2012-09-23 10:47 x
gakiさん、こんにちは。
「9月の花の手帳」から入って、1年前の記事に目がとまりました。
つい先日、シロバナヒガンバナを通勤路で見かけました。
今年は赤いヒガンバナより先に、シロバナヒガンバナに出会いました。
そのシロバナヒガンバナが、ヒガンバナとショウキズイセンとの雑種と知りました。感謝。
鐘馗の何も反応しました。
屋根の上に鐘馗の像を立てている家もあり、
そのことについてかつて調べました。
よかったら見てください。
http://mitikusa.typepad.jp/blog/2012/04/%EF%BC%94%E6%9C%88%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%AE%E8%8F%9C%E3%81%AE%E8%8A%B1%E5%B1%8B%E6%A0%B9%E3%81%AE%E4%B8%8A%E3%81%AE%E7%A5%9E%E6%A7%98.html
  
鍾馗のひげが、ショウキズイセンの名前のいわれなんですね。
こうやって知っていたことがつながり始めると面白いです。 
Commented by gakis-room at 2012-09-23 11:38
いっぱい道草さん,
こんにちは。
上記の「屋根野上の神様」を拝見しました。
私も今年の8月4日に「鍾馗さんに会いたい」で屋根の上の鍾馗について書きました。
  http://gakisroom.exblog.jp/16565412

また,紹介されている「鍾馗を尋ねて三千里」も見ました。
とても面白いブログですね。ありがとうございます。
ますます鍾馗さんに会いたくなりました。


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