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2011年 09月 05日
李舜臣像の兜の飾り,釜山で感じた疑問
李舜臣像の兜の飾り,釜山で感じた疑問_d0006690_21494479.jpg8月28日から3泊4日の韓国旅行の初日は釜山でした。釜山の龍頭山公園にも李舜臣像があります。

昨年,ソウルの光化門前広場(世宗路)にある李舜臣像が補修・修理された時に「像の時代考証について5つ問題提起」があり,今年の1月になってソウル市は「時代考証に問題なし」としていましたから,どんな像か興味がありました。

※写真はクリックすると拡大します。
釜山とソウルの2つの像を比べてみると,眼差しの方向(遠くと見下す)と剣の持ち方の違いはありますが,他はそれほどの違いはないようです。しかし,兜は明らかに違っています。さらに頂部の飾り全くの別物です。

日本の戦国大名・武将は兜に様々な意匠をこらしました。しかし,相対的に自立していた日本の武将と違って朝鮮王朝の武将にはその自立性はありません。文武百官の服装には色を含めて厳格な規定があったように思います。李舜臣の場合であれば,彼は水使(水軍節度使)ですから,その服装も規定に従っていたはずです。

ソウルと釜山のこの違いは何なんでしょうか。果たして水使の軍服はどうだったんでしょうか。私のちょっとした疑問です。疑問ついでに思いました。韓国の小学校には李舜臣の銅像があると聞いています。それらの銅像はどんなスタイルなのでしょうか。そして兜の頂部の飾りはどのようになつているのでしょうか。

by gakis-room | 2011-09-05 16:17 | 韓国あれこれ | Comments(0)


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