2011年 08月 11日
あり得ない南天の葉,若冲はなぜ南天の葉をあのように
d0006690_180064.jpgきようの暑い1日でした。奈良は「猛暑日」にはなりませんでしたが,34.8度でした。昨夏以来「老人熱中症」に脅えるようになった私は,昨日に続いて終日,撮りダメ録画をみていました。

BS2で4月末に連続4回にわたって放送された「若冲ミラクルワールド」(各90分)です。
  第1回 色と光の魔術師 奇跡の黄金の秘密
  第2回 命のクリエーター  超細密画の謎
  第3回 千年先を見つめた絵師  ボーダレスJA
      KUCHU 
  第4回 黒の革命  水墨画の挑戦者

若冲の独創的な技法とその秘密,あるいは彼の思想をも含めて,CG,スーパーハイビジョンなど最先端の機器を使っての解き明かそうとする構成は360分を少しも退屈させませんでした。

1つだけ「?」と思ったところがありました。第2回の「動植綵絵」です。これは4年前に70分待ちした「若冲展」のメインでもありました。

「?」は「南天雄鶏図」の南天の葉です。葉脈から半分が色変わりしています。そして1〜2つ茶色の丸いものが付されています。これは明らかに南天の葉の「超細密」画ではありません。徹底して対象を観察し,絵の1部分たりとも曖昧にしなかった若冲です。彼はなぜ葉の半分を色違いにしたのでしょうか。そして丸いものは一体何なんでしょうか。

番組では何の説明もありませんでした。今も「南天雄鶏図」の南天の葉が脳裏をめぐっています。

※写真はクリックすると拡大します。
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by gakis-room | 2011-08-11 18:54 | つれづれに | Comments(0)


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