2011年 06月 15日
生活水の届かない仮設住宅って
d0006690_1858286.jpg宮城県三陸町ては,仮設住宅の当選者の2割が入居を辞退しているという。当選しても辞退せず,入居しない空き部屋もあるという。

その理由は13日の時事通信によれば,「避難所で支給される食事の打ち切りや日常生活の不便さを心配するため」のようだ。

しかし,「避難所で支給される食事の打ち切り」という理由は単なる「食事の支給」という快適さあるいは横着さにあるのではないようだ。仮設住宅は高台の志津川中学校の校庭にある。高齢者にとってはの高台の仮設住宅から買い物はきわめて難儀なようである。

「日常生活の不便さは」は買い物だけではない。記事は「飲料用水道が通じていない」という。「飲料用」と限定しなくても,「生活水」つまりは「上水道」が届かないということのようである。炊事,洗濯,入浴(シャワー)もままならない断水状態が続く仮設住宅での生活とは何だろうか。

避難所での生活に比べれば,個別の住居ではプライバシーなり心のくつろぎはいうまでもない。1か月余であったが,伊勢湾台風による長期の床上浸水のために避難所生活を経験した中学3年の私でも実感できた。しかし,生活水の届かない住居は,生活そのものが「仮」のままではないか。

写真は時事通信の記事が伝える仮設住宅である。クーラーまで用意されている。しかし,断水状態である。このちぐはぐさは記事だけからの推測であってほしい。
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by gakis-room | 2011-06-15 17:50 | つれづれに | Trackback | Comments(0)
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