2011年 06月 12日
大英博物館 古代ギリシャ展
d0006690_1813305.jpg※追記あり
最終日にようやく行くことができました。片道2時間近くかけて神戸市立博物館に行ってきました。

最終日で日曜日であることから相当の混雑は覚悟していましたが,昼過ぎに入ったからでしょうか,思ったほどではありませんでした。

しかし,帰る時には入場制限をしていましたから,やはり「大英博物館」,「ギリシア」は人気なんだと思いました。

出陳の多くは陶器(壷)に描かれたギリシアの世界でしたが,それでも大理石,ブロンズも少なくありませんでした。そして,メインはポスターを初め,この特別展シンボルになっている「円盤投げ」です。

一室があてがわれこの像を一回りして見ることができました。私も一回りしながら,ふと思いました。

このアスリート,上半身の筋肉の発達具合に比べて,下半身は鍛えられていないのではないかと。円盤をまさに投げようとする瞬間ですから,すくなくとも太腿部の筋肉はもっと浮き出てもいいのではないか,と。

なんとなく嬉しかったのは,高さ30㎝ほどでしたが,大理石の「ソクラテス小像」です。

ほぼ同時代の喜劇作家アリストパネスだったでしょうか,「はげあがった頭,飛び出した目,曲がった鼻,太鼓腹で無益な暇つぶし,偽の知恵者」とソクラテスを批判していたのは。

この批判は,批判の仕方としては最悪としか言いようがありませんが,そんな風貌でした。

【追記】 6月13日
「円盤をまさに投げようとする瞬間」についてのちょっとした疑問
「円盤を投げる直前の運動選手-若々しく、かつ鍛えられた肉体像-」との説明でしたが,右利きの場合,左足を重心にして体をひねらないと,少なくとも遠くにまで飛ばすことはできない。したがって,この像は「円盤を投げる直前」ではなく,厳密に言えば「ここから左足に重心移動して投げる」「前動作」というべきかな。

※写真はクリックすると拡大します。
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by gakis-room | 2011-06-12 19:18 | つれづれに | Comments(8)
Commented by R1 at 2011-06-12 20:18 x
あ~。行きたいなぁと思っていたのに・・・終わってしまいましたか。3月に、「まだまだ時間はある。」と思ったのがいけなかったんでしょうね。
Commented by gakis-room at 2011-06-12 21:03
R1さん,
ふんぎりを つけないと行けないことが多いですよね。
私はもっと近い奈良国立博物館の「中国展」へは行けませんでした。
Commented by saheizi-inokori at 2011-06-12 21:11
東京ではやってたのかなあ。
たしかに足が優しすぎますね。
Commented by gakis-room at 2011-06-13 05:53
saheiziさん,
東京では7月5日から国立西洋美術館で開催されます。

「優しすぎる足」だけでなく,「投げる直前」についてちょっとした疑問を追記をしました。
Commented by 3Bのものです at 2011-06-13 22:29 x
素晴らしいブログですね
興味がわきます
Commented by 高麗山 at 2011-06-13 22:39 x
その場での、誘導運動のみでの投擲と
ターンをして前進しながらの投擲では、
少し、脚の運びと踏み込みに差異が生じます。
ターンをする場合は、一直線上を進みます。
と、理論はこうなんですが、実像は如何なんでしょうネ?
Commented by gakis-room at 2011-06-14 06:47
3Bのものですさん,
ようこそ。
拙いブログですが,これからもよろしく。
Commented by gakis-room at 2011-06-14 06:54
高麗山さん,
体のひねりを利用するか,主として腕の力だけで投げるかによつての違いでしょうか。
会場では,古代オリンピックの再現ビデオが上映されていましたから,その当たりを確かめられたのでしょうが,しっかりとは見ませんでした。ちょっと残念に思います。


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