2011年 03月 03日
壱岐で見た景色,2011年の例の会・3
※写真はクリックすると拡大します。

d0006690_127135.jpg「男嶽神社」
「おんだけ」と読みます。島の北東にある猿田彦命を祭神にした神社です。ですからでしょうか拝殿前の石段,拝殿の周囲には200体を超す石猿が奉納されています。

d0006690_1264498.jpg「男嶽神社の石猿群」
壱岐は畜産業が盛んなところです。それで最初は牛の健康や繁殖を祈願して石牛が奉納されていたそうですが,今では石猿が圧倒的に多いそうです。

石猿は「見ざる,言わざる,聞かざる」の3体セットがほとんどですが,単体のものもあります。

d0006690_1263112.jpg「はらほげ地蔵」
「はらほげ」とは「腹が丸くえぐられている」との意です。島の東の八幡半島の南の八幡浦に祀られています。満潮時になると首辺りまでが海中に沈みます。

六地蔵は六道(地獄,餓鬼,畜生,修羅,人間,天)において,衆生の苦しみを救うという6種の地蔵です。いつ,誰が,何のために祀ったかは不明ですが,遭難した海女,鯨の供養慰霊との説もあるそうです。

d0006690_1261372.jpg「はらほげ地蔵・2」
恐れおおかったのですが,前掛けをめくってみました。腹ならぬこの胸の穴(「はらほげ」)は満潮になって地蔵が水没してもお賽銭が流れないためのようです。

旧暦10月24日には,浦中安泰海上安全大量満足の祈願がされるそうです。

d0006690_1254923.jpg「猿岩」
島の西の黒崎半島の先にあります。高さ45mの海蝕崖です。そっぽを向いた猿にそっくりなのでこの名前が付きました。

壱岐島誕生神話によると,「壱岐の国は生き島である。神様が海の中でこの島をお産みになったとき,流されてしまわないようにと八本の柱を立てて繋いだ。その柱は折れ残り,今も岩となって折柱(おればしら)といわれている」とあるそうです。猿岩は8本の柱の1つです。

d0006690_1253860.jpg「左京鼻」
八幡半島の北側にあります。「折れ柱」の1つで,玄武岩特有の柱状節理です。海鵜の糞で覆われていますが,遠くから見ると白く化粧したようにも見えます。

「左京鼻」という変わった名前の由来は,江戸時代の初期,大干ばつに襲われた折,雨乞い祈願をして降雨をもたらしたという陰陽師の後藤左京の名であるとされています。また,切り立った石があるので「石橋」から出たとの説もあります。
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by gakis-room | 2011-03-03 07:06 | つれづれに | Trackback | Comments(0)
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