2010年 06月 03日
2年足らずで3回目の政権投げ出しとは…
それが自らの政治資金にまつわる稚拙さ(?)と失政の故であれ,またもや政権の投げ出しです。元祖政権投げ出しの安倍内閣について,2008年9月12日に私は以下のように書きました。

  1.安倍晋三は,議員も辞職すべきである。国政に寄与できることはそれだけである。
  2.政権担当能力のなさを露呈した自民党は,民主党に政権を渡すべきである。
  3,民主党政権は,最低必要限の法案を成立させた後,国会を解散し,民意を問うべきである。


この国の不幸なことは,安倍晋三を福田康夫と置き換え,そして今,鳩山由紀夫に,自民党を民主党に置き換えるだけでなお有効であることのようです。わずか2年足らずの間のことです。

付け加えることがあるとすれば,みんなの党の渡辺喜美代表の求める「衆参同日選挙」には賛成できません。「衆参同日選挙」となれば,国会議決が必要な緊急時に参議院の定数の半数だけによる議決となるからです。私には憲法は「衆参同日選挙」を想定してはいないように思われます。

また,衆議院で多数をもつ民主党内閣(連立内閣)が継続するのであれば,「国民の負託」(=総選挙)を受けるために早急に総選挙を行うべきです。それまではそれは「擬装された民主主義」であると私は思っています。


憲法54条
2 衆議院が解散されたときは,参議院は、同時に閉会となる。但し、内閣は,国に緊急の必要があるときは,参議院の緊急集会を求めることができる。
3 前項但書の緊急集会において採られた措置は,臨時のものであつて,次の国会開会の後十日以内に,衆議院の同意がない場合には,その効力を失ふ。
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by gakis-room | 2010-06-03 07:01 | つれづれに | Comments(4)
Commented by saheizi-inokori at 2010-06-03 23:40
対立軸がはっきりしない総選挙になりそうですが、このままでいるわけにはいかないですね。
Commented by gakis-room at 2010-06-04 08:15
saheiziさん,
自民党の民主党批判は,ことごとくブーメランのように以前の自身に向かってしまつています。そうではない民主党批判の論理をどの様に自民党が獲得するか,自民党浮上の鍵はそこにありそうに思われます。
Commented by saheizi-inokori at 2010-06-04 09:36
河野のような小泉信者と息子たちがが民主党の一部と結託するのか、いずれにせよタブーなき猛省とある意味の粛清が必要なんでしょうね。
Commented by gakis-room at 2010-06-04 19:31
saheiziさん,
国民の負託を受けなかったという点で,安倍以降の政権は正統性を持っていなかったという地点に立てば,民主党批判もリアリティをもつと思いますが,そんな自民党議員はたちどころにボコボコにされて追い出されるでしょうね。


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