2010年 05月 06日
「国宝燕子花図屏風」,根津美術館,東京行・その1
d0006690_6432872.jpg東京港区南青山にある根津美術館へは何年か前に行ったことがあります。その時は「雪舟展」でした。

全面改築のために長く休館していましたが,2009年10月に新装開館され,「新装記念特別展 第5部」としての「琳派コレクション一挙公開」(23点)が今回の特別展です。

今回の中心は,尾形光琳の「燕子花(かきつばた)図屏風」(国宝)です。尾形光琳が後に「琳派」と呼ばれる画派の祖であり,江戸中期を代表する画家であることは知っていました。またその作品も写真では見ていましたが,実物を見るのは初めてでした。

「燕子花図屏風」は,その構図も大胆なですが,輪郭線がほとんどありません。絵には疎い私ですから「琳派」がどのような特徴を持つグループなのかは知るよしもなく,また,他に輪郭線をほとんど使わない画家がいるのかも知りませんが,私にはちょつとした驚き,新鮮さでした。

写真の右下は「入館チケット」です。おしゃれです。

d0006690_6433999.jpg根津美術館は私立美術館ですが,コレクションは国宝7点,重文多数を持ち,質の高さと幅広さに定評があるそうです。ホールと「展示室3」の「仏教彫刻の魅力」あるいは「展示室4」の「古代中国の青銅器」もその証左のようです。

美術館はコレクションの収集主の根津嘉一郎の私邸跡にありますすが,その庭もまた素敵です。折しも池にはカキツバタが満開でした。

連休中のためでしょうか,たくさんの賑わいがありましたが,かつて「雨の日の三千院」「竹の寺 地蔵院」で経験した「景色の独り占め」を思い出しました。

つまりは,梅雨時の平日の雨の日に来れば,私一人でこの庭を楽しめるかもしれないという邪な思いが瞬時によぎりました。

※写真はクリックすると拡大します。
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by gakis-room | 2010-05-06 07:11 | つれづれに | Trackback | Comments(2)
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Commented by saheizi-inokori at 2010-05-07 23:29
根津美術館にはまだ行ったことがないのです。先を越されましたね。
Commented by gakis-room at 2010-05-08 07:33
saheiziさん,
庭も含めて,なかなかの所です。
是非,1度,お勧めです。


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