2010年 04月 06日
「鬼」だなんて,気の毒な命名です,オニタビラコ
d0006690_1544413.jpgオニタビラコ(鬼田平子) キク科 オニタビラコ属

『近くの公園』ですが,これからが花期ですからあちこちでよく見かけます。タビラコ(田平子)に対して「オニタビラコ」です。田に生育し,ロゼット状の葉を「平子」としたようです。そのタビラコに「鬼」が付きました。

それにしても気の毒な命名です。一般に「オニ」が使われる場合は,大きい,たくましい,硬いトゲがある,場合に使われるように思われます。鋭いトゲで完全武装のアメリカオニアザミなどがその典型でしょうか。

しかし,オニタビラコは20〜30センチほどにすらっと伸びていくつかの小さな花を付けます。そして,ほんのちょっとした風にもゆらゆら揺れます。「鬼」のイメージからは遠く,可憐ですらあります。

日陰はもとよりアスファルトの割れ目にも生育するたくましさが「鬼」なのでしょうか。

d0006690_19104789.jpg花径は1センチにもみたない小さな花です。キク科ですが,舌状花だけで,筒状花はありません。

なお余談ですが,タビラコに対してのオニタビラコですが,オニタビラコが余りにもよく見られるからでしょうか,タビラコは本家であるのに,しばしばオニタビラコに対してのコ(小)オニタビラコと呼ばれているようです。

※写真はクリックすると拡大します。
[PR]

by gakis-room | 2010-04-06 18:58 | 花の手帳 | Comments(2)
Commented by yuuko-11 at 2010-04-07 11:44
我が家では、
そのたくましさゆえか
このオニタビラコとオニのつかないノゲシは
残念ながら雑草扱いです。
Commented by gakis-room at 2010-04-07 19:14
yuuko-11さん,
マンション暮らしの私は当然のこととして庭を持ちませんから,雑草扱いされる草花は皆無ですね(笑)。


<< ケキツネノボタンでしょうか      た・そ・が・れ >>