2010年 03月 24日
ハナダイコンを諦めて,オオアラセイトウと呼ぶことにしました
d0006690_1621324.jpgハナダイコン アブラナ科 オオアラセイトウ属

「名古屋の家」の庭です。先週所用で訪れた時,庭に群生していました。中国原産で,江戸時代には渡来しているようです。この花,たくさんの名前を持っています。

・ショカツサイ(諸葛菜)
諸葛孔明が軍用食糧補給に利用したとの言い伝えからです。この呼び方が最も多いようです。しかし,三国時代には蕪菁(カブラ)のことで,この花ではなかったようです。

・オオアラセイトウ(大紫羅欄花)
牧野富太郎による命名で,正式名のようです。ストックの和名のアラセイトウににているからでしょうか。アラセイトウがなぜ漢字では「紫羅欄花」なのかは私には不明です。

・シキンサイ(紫金菜)
シキンサイの名前は江戸時代に栽培の記録があるようです。シキンソウとも言います。こちらは日中戦争の折,孫文の墓のある南京郊外の紫金山から持ち帰って命名したことによるそうです。

・ムラサキハナナ(紫花菜)
菜の花に似ていて花の色が紫だからです。

・ハナダイコン(花大根)
同じアブラナ科ですが,別属(ヘスペリス属)のハナダイコンとの混同のようす。

d0006690_16214593.jpg背丈は30〜60センチ位です。花は4弁の鮮やかな紫色で,花径は2〜3センチ位です。

ところで,私はこの花をなんと呼びましょうか。「近くの公園」では「ハナニラ」も咲いていますから,私としては「ハナダイコン」が覚えやすいのですが,「(ヘスペリス属のハナダイコンとの)混乱を避けるため使わない方が良い」との記事もあり,オオアラセイトウと呼ぶことにしました。

※写真はクリックすると拡大します。
[PR]

by gakis-room | 2010-03-24 16:22 | 花の手帳 | Trackback | Comments(4)
トラックバックURL : http://gakisroom.exblog.jp/tb/10895679
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by yuuko-11 at 2010-03-24 17:47
改めて、知ったのですが
ハナダイコンには大根できないのね…
こちら、大根の花の方がすぐ遭遇できるのですが(笑)
Commented by gakis-room at 2010-03-24 19:05
yuuko-11さん,
ハナダイコンはもともとは葉が似ているところからのようですが,
私には葉も似ているようには思われません(笑)。
Commented by tona at 2010-03-25 08:45 x
随分沢山あります。シキンサイは初めて聞きました。
私はムラサキハナナかショカツサイでしたが、オオアラセイトウも牧野氏命名ならいいですね。ショカツサイは当時カブラであったそうで今ではふさわしくないです。
この菜は食べられるそうですので、1度試したいのです。今度きれいな場所で摘めるチャンスをねらっています。
Commented by gakis-room at 2010-03-25 13:51
tonaさん,
茹でて,水で晒し,そして炒めて食べるのだそうです。


<< いろいろあります,台風までも      今週もまたカーリングを楽しみます >>