2009年 10月 04日
中秋の月の物語
d0006690_18475719.jpg雲の多い空でしたが,昨夜は「近くの公園」で,今朝は午前2時過ぎにベランダで中秋の月を楽しみました。花こそありませんでしたが,「月に叢雲(むらくも),花に風」としゃれていました。

月にまつわる中国の物語です。

「玉兔搗薬」
その昔,3人の神仙がみすぼらしい老人に姿を変えて,それぞれキツネ,サル,ウサギに食べ物を乞いました。キツネとサルは老人に食べさせる食べ物を持っていましたが,ウサギは何も持っていませんでした。

心優しいウサギは哀れな老人にどうにかして食べ物を与えたいと考えて,自らを火の中に投じて老人に捧げました。これを見た天帝はウサギの心優しさに感動し,ウサギを月宮に上げて「玉兔」とし、嫦娥(昨日の主人公)に付き添わせて薬作りを手伝うようにしたのです。

「搗」(トウ)とは砧を打つ,臼をつくという意味です。この国では月ではウサギが餅つきをすることになっていますが,中国ではウサギは月で薬を作っています。

「呉剛伐桂」
月の模様を人影と見た人もいるようです。あれは人が樹を切っている姿とのことです。その人の名を呉剛(ゴコウ)といいます。

呉剛は木樵でしたが,なんとか仙人になりたいと思っていました。しかし,そう思うばかりで,仙人になる修行を少しもしません。その様子を見た天帝は,呉剛を月宮にあげ,月にある桂の樹を切り倒すことができたら仙人にしてやろうと言いました。

喜んだ呉剛が樹に斧を入れますが,しかし,樹の切り口は自然にふさがってしまいます。それで,仙人になりたい呉剛は,今でも月で桂の樹に斧を振るい続けているのだそうです。

※写真はクリックすると拡大します。
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by gakis-room | 2009-10-04 10:39 | つれづれに | Trackback | Comments(2)
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Commented by yuuko-11 at 2009-10-05 17:42
月光浴の効果ってなに?と思ってググると
<財布の月光浴>に遭遇してしまいました。

ためしてみる?(笑)

Commented by gakis-room at 2009-10-05 18:03
yuuko-11さん,
「財布の月光浴」なんて知りませんでした。
毎月やってみましょうかね(笑)。


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